大好評『マンガでわかる仏像』のスタッフが贈る、ワンランク上の仏像入門書が登場!!　仏像好きの疑問を「つながり」から解き明かす一冊！

自分との「つながり」を知ることで仏像がどんどん身近になっていく！

「如来と観音、見れば違うとわかるけど。わざわざ違う種類を造ったのはどうして？」「いつの時代の仏像なのか、見てわかるようになりたいなぁ」「そもそも、なぜ仏像が必要なの？」などなど、仏像好きの「なぜ？」「なに？」に対し、仏像を中心に、日本という国との関係、近隣諸国との関係、世情との関係、そして、時代を生きた人々の思いとの関係等、「つながり」をテーマに紐解いていく内容とのこと

本書を通じて紹介する仏像は、大小のイラストを合わせて約180点。紹介される機会の少ない、室町、安土桃山、江戸時代の仏像にもスポットをあてている。

監修者プロフィール

三宅 久雄（みやけ・ひさお）
大阪大学法学部卒業、神戸大学大学院文学研究科修士課程修了。文化庁美術工芸課彫刻担当技官、東京国立文化財研究所美術部第一研究室長、宮内庁正倉院事務所長、奈良大学教授を経て、２０１５年より放送大学奈良学習センター客員教授。奈良県文化財保護審議会委員。著書は『マンガでわかる仏像』（監修：誠文堂新光社刊）、『日本美術全集１０運慶と快慶』（共編著：講談社刊）、『正倉院学ノート』（共著：朝日新聞社刊）、『図説正倉院薬物』（共著：中央公論美術出版刊）、『鎌倉時代の彫刻—仏と人のあいだ』（至文堂刊）など多数。