六義園 – ススミカマガジン

来春の「春夜の六義園 夜間特別観賞」の初日に行ってきました。ウェザーニュースのサイトによると、六義園のしだれ桜の開花予想は3月19日、満開は3月23日ということでしたが、はたして情報通り。残念ながら初日の段階ではまだツボミの状態でした。あと数日後だったらベストではありましたが、それでも普段は入ることのできない夜間の六義園の幻想的なライトアップの中、オトナの夜散歩を愉しんできました。 春夜の六義園 夜間特別観賞 2024年3月16日（土）～3月24日（日） 18時30分～21時00分（最終入園は20時00分まで）https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index031.html 初日の人手は思っていたよりも多くなく、快適に鑑賞できました。なお、夜間特別鑑賞券はオンラインによる事前購入(900円)と窓口当日券(1,100円)があります。窓口当日券の方が数が少ないようです。あと、キャッシュレスのようでいて、現金しか使えない園内のお店があるのでご注意を…。 写真は会員エリアにて。YouTubeで動画も公開していますのでそちらもどうぞ。https://youtu.be/zjNK1KPAIjc 春夜の六義園 夜間特別観賞 水香江 かつて水の流れがあったという水香江。光で演出された水が往時を表現しています。 吟花亭跡のしだれ桜 将軍・徳川綱吉の長女の鶴姫がお花見を愉しんだという吟花亭。ライトアップされたしだれ桜の回りには「光の陣幕」が張られます。まだつぼみのしだれ桜は数日後には開花するようです。 園内各所にはフォトスポットも ことばのあかり 園内各所にはライトアップされた和歌のパネルが設置されています。春の和歌の透明なパネル越しに庭園風景を愉しめます。六義園の八十八境は和歌を素に作庭されたといわれています。 尋芳径 「尋芳」とは芳しい花を尋ねるという意味の尋芳鈴径には、あかりの中に咲く花のインスタレーションが設置されていました。こちらもフォトスポット。 中の島へ向かいます。吹上茶屋に寄るのをうっかり忘れて「吹上松」を見れなかった…。 中の島 中の島の背景となる吹上茶屋から藤代峠、渡月橋などが光でつながれ、昼間とは違う幻想的な景色が浮かび上がります。 竹林と土蔵（くら）ジェクション あざやかな竹林のライトアップ、そしてその横には土蔵へのプロジェクションマッピングが行われています。 前年から始まったこの「土蔵（くら）ジェクション」。「さくらカフェ」や文京区商店街連合会の出店の飲食を愉しみながら、春の夜を愉しめます。なお、現金のご用意をお忘れなく…。 春夜の六義園 夜間特別観賞 2024年3月16日（土）～3月24日（日） 18時30分～21時00分（最終入園は20時00分まで）https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index031.html 編集後記（撮影メモ） 今回はEOS R6+24-70F2.8Lで動画と写真を撮影、サブとしてEOS R50+70-200F4Lを用意というガチ布陣でしたが、結局F4のレンズではほぼほぼ太刀打ちが出来ず、しだれ桜のアップの１枚くらいしか使いませんでした。F4通しの小三元だってかなり明るいわけですが、このあたりが「ライトアップ」と「イルミネーション」の違いなのかも知れません… 関連動画 https://youtu.be/zjNK1KPAIjc