ソーラーオーブン

自宅での親子共同研究から、編集部厳選の夏休み中開催の展示まで、夏休みの自由研究にピッタリなネタを集めました。自由にアレンジや独自のアイデア追加を親子で加えてみてくださいね。 インデックス（目次） 1.こんなにあるよ、夏の展覧会で自由研究！ 特別展「海」や「NEO 月でくらす展」など、ススミカマガジン・ミュージアムズの方で取り上げたものを中心に、夏休みの自由研究に向いた展覧会をピックアップしてみました。 NEO月で暮らす展 月面基地ゾーンの展示風景 ※ミュージアムズ編集部撮影 2.家で調べてみよう 太陽の熱で調理するソーラーオーブン、バーチャル東京駅でなど、家庭で手軽に学習できる夏休みの自由研究ネタ。時間がない人向けの裏技？も。 太陽オーブン 編集部撮影 ということで、早速探検を始めましょう！ 夏休みの自由研究ネタ帳 2023ｰ夏の展覧会で自由研究編 ススミカマガジン・ミュージアムズの方で取り上げたものを中心に、夏休みの自由研究に向いた展覧会をピックアップしてみました。どれもテンションの上がる、子供も大人も楽しめるイベントですが、後でレポートを書かなくちゃなので、しっかりメモも取って下さいね。 ※休館日、開館時間等、最新の情報については各イベントの公式サイトをご確認ください。 2040年の月での暮らしを体験 ！「NEO 月でくらす展」 NEO 月でくらす展 展示風景 ミュージアムズ編集部撮影 2040年の月面基地での生活を展覧会にした体験型イベント。基地ゾーンと月面ゾーンで構成された会場で、月面基地での衣食住から仕事などを月を開拓する仲間になりきって体験できます。 7月29日(土)～8月2日(水)の５日間は「NEO 月でくらす展 夏休み自由研究フェス」も開催。月面探査ローバーの操縦体験や宇宙日本食の研究、月着陸に挑んだHAKUTO-R月着陸船のペーパークラフトなど、月や宇宙について楽しく学びながらも1日で夏休みの自由研究を完成させることができる、すごいイベントです！ 開催概要 特別展「NEO 月でくらす展 ～宇宙開発は、月面移住の新時代へ！～」 2023年4月28日（金）～9月3日（日） 休館日：火曜日（ただし、5/2、7/25～8/29の火曜日は開館） 時間：平日10:00～15:00（ただし、4/28～5/2、7/19～9/1は17:00まで）、土日祝10:00～17:00 ※入場は閉場時間の30分前まで 日本科学未来館（東京都江東区青海2-3-6） 1階 企画展示ゾーン 公式サイト：https://tsukidekurasu.com/ https://m3press.jp/neo-tuki-de-kurasu-report/ 「大昆虫展in東京スカイツリータウン（R）～夏休みの大研究！わくわく昆虫ラボ～」 （株）共同通信社 プレスリリースより カブトムシを実際に触れる「ふれあいの森」や、昆虫標本、ハキリアリの体験コーナーなど、楽しく学べるコーナーが充実。また、自由研究に役立つ標本教室や工作教室、ワークショップなども。 開催概要 大昆虫展in東京スカイツリータウン（R）～夏休みの大研究！わくわく昆虫ラボ～ 2023年7月15日（土）から9月3日（日）までの51日間。会期中無休。 10:00～18:00 （毎週金・土曜日は20:00まで） 東京スカイツリータウン・ソラマチ5階「スペース634」（東京都墨田区押上1-1-2） 公式サイト：https://daikontyu-ten.jp/ https://m3press.jp/dai-konchu-ten-2023/ 次のページでは、上野公園の国立科学博物館、東京国立博物館の夏の特別展をご紹介。 夏休みの自由研究ネタ帳 2023ｰ夏の展覧会で自由研究編（続き） 海を知り、未来を考える。特別展「海」 特別展「海」展示風景 ミュージアムズ編集部撮影 人類と海の深いつながりについて知ることで、環境問題など地球の未来について考えていきます。巨大なクジラの標本から深海の無人探査機「ハイパードルフィン」まで見どころもいっぱい！常設展も見応え十分でこちらもオススメ。 開催概要 特別展「海 ―生命のみなもと―」 Special Exhibition The OCEAN -The Origin of Life 国立科学博物館（東京･上野公園） 2023年7月15日（土）〜10月9日（月・祝） 9時～17時（入場は16時30分まで） 夜間開館：8月11日(金・祝)～8月20日(日)は19時閉館(入場は18時30分まで) ※常設展示は8月11日(金・祝)～8月15日(火)は18時まで。それ以外の期間、常設展示は17時まで（入場は各閉館時間の30分前まで） 休館日：9月4日（月）・11日（月）・19日（火）・25日（月） 公式サイト：https://umiten2023.jp https://m3press.jp/the-occean-2023/ 会場では「へんなものみっけ」とのコラボレ－ション展も。わざわざ書かなくてもわかっちゃうけど、田島先生がモデルですよね。 古代メキシコの神秘に迫れ！「古代メキシコ」展 特別展「古代メキシコ」会場入口 ミュージアムズ編集部撮影 メキシコ国内の主要博物館から厳選した約140件が近年の発掘調査の成果も交えて紹介されます。トウモロコシが神さまだったりする古代メキシコの文化にぜひ触れてみて。なお、東京国立博物館は、特別展「海」の国立科学博物館からもすぐ近く。常設展もぜひ。 開催概要 特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」 2023年6月16日（金）～9月3日（日） 東京国立博物館 平成館 開館時間：午前9時30分～午後5時 ※土曜日は午後7時まで ※8月11日(金・祝)から9月1日(金)までは金曜日・日曜日も午後7時まで ※9月3日(日)は午後5時閉館 ※総合文化展は午後5時閉館 ※いずれも入館は閉館の30分前まで 休館日：月曜日、7月18日（火） ※ただし、7月17日（月･祝）、8月14日（月）は開館 公式サイト：https://mexico2023.exhibit.jp/ https://m3press.jp/ancient-mexico-preview/ さらにバーチャル東京駅で自由研究、そしてエジプトの今昔を学んじゃおう！ 夏休みの自由研究ネタ帳 2023ｰ夏の展覧会で自由研究編（続き） バーチャル東京駅で自由研究！「Tokyo EkiVerse」 こちらはメタバース空間を使って自由研究するネタ。 TOKYO EkiVerse イメージ画像 ブロックモチーフで造られた東京駅丸の内駅舎周辺のメタバース空間を周遊しながら、東京駅・エキナカの魅力に楽しみながら触れられます。エキナカ商業施設グランスタができるまでのパネル展示や東京駅に関連する鉄道グッズが揃ったTRAINIART（トレニアート）など、見どころもたくさん。 開催概要 Tokyo EkiVerse トーキョーエキバース 2023年7月24日（月）10:00～8月31日（木）18:00 利用料：無料 https://www.tokyo-ekiverse.com/ エジプトの民族衣装試着コーナーも。「本でたどるエジプト」 東京都プレスリースより 資料や写真パネルなどにより、古代から現代に至るエジプトの魅力と日本との関わりについて紹介。こちらは入場無料。エジプト大使館の協力により、民族衣装の試着コーナー、ヒエログリフの体験コーナーもあります。 開催概要 企画展示「本でたどるエジプトー古代文明から現代の暮らしまでー」 2023年8月4日(金)～10月4日(水) 休館日:8月18日(金)、9月7日(木)、9月15日(金) 東京都立中央図書館 企画展示室（４階） 入場無料 東京都プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004519.000052467.html https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/ 続けて、家でできる自由研究ネタを紹介していきますよ！ 夏休みの自由研究ネタ帳 2023ｰ家で調べてみよう編 続けて、家でできる自由研究。必ずしもどこかに出かけなくてもスゴイ研究のタネは沢山！ 苗や葉物で手軽に家庭菜園 ベランダやコンテナを使えば、庭がなくても簡単に家庭菜園を始められます。さすがに今からタネを撒いて収穫だといろいろキビシイので、苗から育てて時短するのが初心者も安心でオススメ。また、レタスなど葉物も割と楽に食べられるところまで行けるかと。 編集長自宅の庭のキュウリ 本人撮影 編集長宅（ただし庭ですが）では先週植えたキュウリの苗が酷暑のなかツルを伸ばしています。 厄介な病害虫に100％食品成分の虫・病気対策用スプレー「ピュアベニカ」 ピュアベニカ 編集部撮影 「ピュアベニカ」は国産のお酢から生まれた100％食品成分の 虫・ 病気対策用スプレー。人にも環境にも優しい成分で作られており、あらゆる植物に食べる直前まで使えます。今回、住友化学園芸の牛迫さんにお話を伺いました。インタビューのやりとりはメールで行っています。 Ｑ：天然のものといっても、人やペットに安全なのか気になるのですが…天然＝安全ではありません。毒キノコ、フグの毒、青梅の種など天然でも危険なものはあります。今回のピュアベニカ（お酢）は人が口にしても大丈夫な食品だから、という理由で人やペットがまわりにいる場所で使っても安心してお使い頂けます。 Ｑ：土の中の微生物への影響はあるのでしょうかお酢は有機化合物なので、土壌微生物によって分解されます。言ってみれば土壌微生物にとっては餌みたいなものなので悪影響はありません。なお、テントウムシ等の益虫への影響は未確認ですが今後確認予定です。 住友化学園芸 普及チームリーダー 牛迫正秀さん 葉にスプレーすることで、虫を退治するだけでなく病気の予防にも。地面（株元）に使用すれば、根を刺激し、植物の抵抗力を高めてくれるそう。害虫や病気の対策はしたいけれども、薬剤は使いたくないという方におすすめです。 公式サイトの商品ページはこちら：https://www.sc-engei.co.jp/guide/detail/5415 キュウリの葉にスプレー中 編集部撮影 最後は太陽の熱で料理を作る、ソーラーオーブンが登場！そして、もう時間がなくてピンチのキミにもなんとかなりそうな自由研究も紹介するよ。 太陽の力を感じる！ソーラーオーブン 編集部で組み立てたソーラーオーブン編集長自宅にて撮影 暑すぎる今年の夏にぴったりな自由研究ネタ。太陽オーブン（ソーラーオーブン）は、太陽光を利用して料理を調理する方法です。使用する材料はダンボールやアルミホイルなどで、家にあるもので簡単に作れます。太陽光がどのように熱エネルギーに変わり、どのように食材を加熱していくのかを観察することで、エネルギーの変換について学べます。さらに、自分で作ったソーラーオーブンで作る料理は格別ですよ！ ちなみに、手軽に組み立てられるダンボール製のキットも販売されています。興味があったので編集部でも実際に購入して試してみました。写真は黒い水筒に入れた水を沸かしている所。さすがに沸騰までは難しいですが、温めのお茶を入れるくらいは行けました。太陽を当てる角度や時間帯によって結果はさまざまなので、深堀りしていけばスゴイ研究に発展しそう。 ラクそうで奥が深い！気象日記 トラベローグ編集部撮影 毎日の天気や気温を記録するだけで、立派な自由研究に。この夏だけでなく、去年の夏やそれ以前の夏の天気も比較してみると、気候の変化をより具体的に感じることができ、科学的な視点や分析スキルを磨くことにもなります。もっと時間のある子は、例えば江戸時代の天気や天気予報の予測方法について調べるなど、さらなる研究の可能性も広がりますよ。まずは夏休みの天気を気象庁のサイトで調べる所から！ 編集後記 資料ななめ読みしかしていないのでアレなんですが、南米とかでソーラーオーブンだけで食事を作って出すソーラーレストランなんてのもあるようですよ。思い出に残るステキな夏休みを！ 記事制作ご協力：住友化学園芸株式会社さま、同PR事務局さま（サンプル品ご提供）

家庭菜園から博物館まで。夏休みの自由研究ネタ帳 2023