しながわ水族館

しながわ水族館の春の特別展『カイつまんで、ヒモときます。～しな水の貝展～』を取材してきました。 これは、意外と知られていない魅力も多い「貝」をテーマにした特別展。多数の生体展示に加え、普段食べているお寿司の貝ネタがどんな姿を知ることができる「貝（回）転寿司コーナー」「貝アートのコーナー」など、しな水ならではのユニークな企画とともに、水族館のいきものの中で地味な存在とされている貝のすごい生態などを愉しく学べます。 身近なものから珍しいものまで貝の生体展示は約18種80点。貝の魅力的な生態や姿をカイつまみながらヒモとける、Q＆A方式の解説パネルと一緒にどうぞ。 海と川のふれあいをテーマに、1991年に開館したしながわ水族館のキャッチフレーズは「いきもの、そのものを、もっと」。 足元の低いとことから立ち上がる水槽の設計は、しながわ水族館ならではのもの。ビル内の水族館では、耐荷重の関係で腰よりも上にならざるを得ないそうです。子供の目線に合わせて見やすく設計された水槽には、水族館らしいいきものたちが幅広く網羅されており、ファミリーからデートまで幅広くオススメできます。 春の特別展 「カイつまんで、ヒモときます。～しな水の貝展～」 2024年3月20日（水・祝）～5月6日（月・振） しながわ水族館 地下１階 クマノミルーム、他館内各所 入場無料（要 水族館入館料） ※真珠貝（解）＋取り出し体験は有料 公式サイト：https://www.aquarium.gr.jp/ 会員エリアでは、春の特別展 「カイつまんで、ヒモときます。～しな水の貝展～」の会場としながわ水族館の魅力を多数の写真でレポートします。 あの貝やあの貝も！貝の生体展示は約18種80点！ 企画展の会場は、しながわ水族館の地下１階「クマノミルーム」。普段食べているような貝から珍しい貝まで、約18種80点が生体展示されています。 水槽の隣には「Q」「Ａ」のパネルが設置されていて、愉しく貝について学べます。 こちらはアコヤガイ。身近に知られている貝が、普段はどのような姿を知ることができます。 会場のクマノミルーム入口に設置された壁面貝アートコーナーです。着色されているわけではなく、すべて貝そのものの色。 貝殻で作られた、しながわ水族館のマスコット「しなフィン」のアート。 ”貝のギャング”、ツメタガイ。なんと肉食でアサリを食べてしまうという貝です。 通常はゴルフボールくらいの丸い貝ですが巨大な軟体部（中身）を展開してアサリを包み込み、貝殻に2mmくらいの小さな穴を空けて、そこから消化液を流し込んで食べてしまうという恐ろしい貝。アサリ漁にも影響が出る困った貝ですが、繁殖力も強くて駆除が課題になっているそう。 残念ながら、煮ると強烈に臭いらしく。食べて解決というわけにも行かないようです。 下の写真は、ツメタガイに捕食された後のアサリの貝殻です。小さな穴が空いているのが見えるでしょうか？海水浴場で穴の空いた貝殻があったら、それはツメタガイの被害にあった証拠です。 あれれ、これは回転寿司？？ 貝だけが回る「貝（回)転寿司」ということでネーミングも洒落が効いています（笑）普段食べている貝ネタがどんな姿を知ることができるコーナー。※食べられません。 ウコンハネガイ。反射で光る貝ですが、あえて目立つようにする理由は謎ということです。 キラキラです…。 でかい!! 殻からはみ出している大きな貝、ナミガイ。食用としては白ミル貝として知られます。 ヤドカリとは違って、貝の場合は貝殻も中身の軟体部分も体の一部。このように貝殻から外に出た状態でいることも普通にあるということです。不思議ですね…。 平安時代の貴族の間で広まった遊びである貝合わせや、貝殻を利用した製品の紹介も。 貝合せのコーナーは実際に遊ぶことができます。 水族館で普段餌として使用しているボンビノスガイの貝殻に飼育スタッフさんが絵を描いたもの。 真珠貝（解）説＋取り出し体験 見晴らしルームで行われている「真珠取り出し体験」。真珠の歴史や真珠ができるまでの過程などをスタッフさんの貝（解）説を聞きながら珍しい体験を愉しめます。 ※報道内覧貝（会）ではイルカルームで実施されました。 ※撮影モデルご協力：PR事務局さま 最初に、好きなアコヤガイを選び、手袋をはめた手で貝殻を押さえながらヘラを挿し込みます。貝の見た目と真珠の大きさや色味には個性（個体差）があり、必ずしも大きい貝だから大きい真珠というわけではないそうです。 貝柱を切り離すと貝が開き、中から真珠が現れます。 青みがかかった美しい真珠。 場合によってはひとつの貝から２つの真珠が取れることも稀にあるということで、色味や大きさも含めて、プロでも予想することはできず、文字通り宝探し状態となるのだそうです。 取り出した真珠は持ち帰ることができ、別途有料でアクセサリーにも加工してもらえます。 ※「真珠貝（解）説＋取り出し体験」は別途料金（1,500円）、各日10名限定の開催。開催日時等の詳細と最新情報は公式サイトをお出かけの前にご確認ください。 スタッフさん、ありがとうございました！ コラボメニューも限定シーフードならぬ限定"貝"フード レストランドルフィンでもイベントコラボメニューが登場。アサリたっぷりのパスタ。フォークとナイフの柄が魚の尻尾なんですね。 たっぷりあさりのボンゴレビアンコ（ドリンクバー付） 1,730円 こちらはホタテフライとハンバーグのセット。 ホタテフライとハンバーグのコンビ（ドリンクバー付） 2,440円 ホタテのフライが大きくて二度見、三度見… 他にも見どころいっぱい、しながわ水族館。 春休み時期のため、平日ながら盛況でした。いきものとの距離が近いのと、ほどほどのコンパクトなサイズ館が特長のしながわ水族館。水族館らしい、わかりやすい生物を間近で見られるので、小さいお子さんもっ安心。あくまでも編集長個人の印象ですが、むずかる子を一度も見ませんでした（笑） こちらは22mあるトンネル水槽。お客さんの映り込みを避けての撮影のため、広さが伝わりきれずスミマセンが「すっごい愉しい」とコメントしておきます。 展示全体は、大地から大海原へのストーリーをたどる旅。 子どもさんの目の高さにある水槽。 昨今、水槽へのライトアップなど展示技術を競う水族館も多いですが、しながわ水族館ではいきもの自体の自然の色を見てもらうことを心がけているそう。お客さんもファミリー層以外にも、いきものをじっくり観察したい方などにも人気があります。 ゴマフアザラシの赤ちゃん！ しながわ水族館で２月に生まれたゴマフアザラシの赤ちゃん。白い毛がそろそろ抜け替わり、成獣と同じ色になりつつあるところです。混雑時は時間制限がありますが、空いていればずーーっと見ていてOKです。 なお、写真は隠し持ってきた秘密兵器「RF70-200mm F4L」を使用しています。一瞬だけ目線をくれた…と思いましょう。かーいい。 アザラシ館の方では大人アザラシの泳ぐ姿を至近距離で愉しめます。ちびっ子大興奮でした！ イルカショーもあります しながわ水族館が開館したのは1991年10月。当時はイルカショーのある都内最初の水族館だったそう。 イルカとの距離が近いのはウレシイけど、水しぶきに注意して！ イルカプールの下側にあたる「イルカの窓」。本当の至近距離までイルカが寄って来てくれるんです。みんな大喜び。 しながわ水族館は、大井町駅から無料送迎バスが出ています。運行時間等は公式サイトをご確認ください。 特典動画 今回は別エントリーにアップしました。無料版に比べて大幅にカットが追加されています！ https://susmca.com/video-sinagawa-aquarium-kai-ten2024/ 開催概要：春の特別展 「カイつまんで、ヒモときます。～しな水の貝展」 春の特別展 「カイつまんで、ヒモときます。～しな水の貝展～」 2024年3月20日（水・祝）～5月6日（月・振） しながわ水族館 地下１階 クマノミルーム、他館内各所 入場無料（要 水族館入館料） ※真珠貝（解）＋取り出し体験は有料 公式サイト：https://www.aquarium.gr.jp/

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《会員特典動画》しながわ水族館に行ってきた！春の特別展「カイつまんで、ヒモときます。」

しながわ水族館に行ってきたよ！春の特別展「カイつまんで、ヒモときます。～しな水の貝展～」

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しながわ水族館に行ってきたよ！春の特別展 「カイつまんで、ヒモときます。～しな水の貝展～」

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