車上荒らしに遭った時、警察より先にカード会社に連絡した方が良い理由

2017-10-03

投稿:ふみ
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車上荒らし

車上荒らしにあうのは、実は高級車だけではない

車の中に高級品なんてないから大丈夫…と安心するのは早いです。

カーナビ、CD、DVD…

車上荒らしが狙うのは、カーナビです。それに伴い、車内に置いているCDやDVD、車に積んでいる自転車やタイヤのホイールなど、物という物を根こそぎ持っていくのが特徴です。たかだか、車に置いているCDごときに車上狙いなんてする?と思うかもしれませんが、実際に起こっています。

車の中の物品を盗む→車を壊すということです!

車上狙いに遭うと、盗まれた物は大した額ではなくても、車の修理費などがかかり、かなり痛い出費です。目につく場所に物を置かないように気を付けましょう。

車上荒らしに遭ったらするべきこと

車上荒らしにあったら、何から対応をすればよいのでしょう。
盗まれたクレジットカードを使われてしまった…などの被害が拡大する前に効率よく対処する方法を紹介します。

1.クレジットカードや通帳を盗られたら、すぐに全てストップを!

まずは、クレジットカードや通帳を盗られた場合、早急に利用をストップさせましょう。各クレジット会社に連絡をします。

2.ETCカードが抜かれていないか確認

次にETCカードが抜かれていないか確認しましょう。ETCカードを入れっぱなしにして駐車する人が多いので、必ず確認してください。
ETCカード
. ETCクレジットカード→各クレジット会社に連絡する
. ETCパーソナルカード→ETCパーソナルカード事務局に連絡する
. ETCコーポレートカード→ETCコーポレートカード取扱窓口に連絡する

中日本高速道路株式会社のHP


詳しくはこちらのHPで連絡方法を確認してください。

3.警察に110番通報

警察官とパトカー
クレジット会社や銀行などへの連絡が終わり次第、すぐに警察に110番通報しましょう。通報が早ければ早いほど、不審者を発見する確率が上がるので逮捕の確率も上がります。
被害の拡大を防ぎ、すぐさま警察へ

4.保険会社へ連絡

警察に電話をし、取り調べがすんだら、保険会社に連絡をしましょう。
警察に届けがないと保険を請求することはできません。
被害に遭ったら必ず警察に連絡しましょう。届けを出さずに連絡をしても、「警察に届けてから連絡を入れてください。」と言われて無駄な時間を過ごすだけなので注意です。

5.修理工場へ

車の壊された部分を直しに行きましょう。
修理工場に車を持っていくタイミングは、警察と保険会社に連絡を入れた後です。

警察に連絡する

警察に届ける前に修理工場へ持って行ってしまうと、犯人の指紋や足跡など、車上荒らしに遭ったときの車の様子が分からなくなってしまいます。修理工場へ行く前に警察に連絡しましょう。

保険会社に連絡する

また、保険会社へも修理工場に行く前に問い合わせをします。車の保険内容を確かめて、車の破壊された部分をどこまで保障してもらえるのかを確かめるためです。

なぜ警察と保険会社が先なのか(ここ重要)

車の修理には高額なお金がかかります。保険会社に問い合わせをして、どのくらいの金額なら保障されるのかが分かっていないと、直すときに、どのくらいお金を支払わなくてはいけないのか不安です。
保険会社に保険の適用範囲を確認しておけば、修理工場で見積もりをとっても、「ここは全額保険会社で出るから全部直しても大丈夫。」とか「ここは保険の適用外ですべて自腹で支払うから、直すのはここまでにしておこう。」などと、自分の経済状況に合わせて判断できます。
車の保険が下りる条件は、どの保険会社でも警察に届けを出していることが条件です。
基本、保険を適用するときに、車の修理がすでにすんでいるかどうかは問わないでしょうが、保険会社によっては、それぞれの会社の方針で保険が下りるまでにかなり時間を要したり、状況によっては保険が下りないケースもあるかもしれません。確認のためにも、まずは修理を依頼する前に保険会社に連絡を入れておきましょう。
連絡するときは、警察→保険会社→修理の順番をお間違えなく!

車上荒らしに遭ったときのために備えておくべきこと

考えたくはありませんが、万が一、車上荒らしに遭っても慌てないために、次のことを準備しておく必要があります。
それは、<<車検証や保険会社の控え、ETCカードのコピーをしておく>>ということです。
控えをコピーしておくことで、車上荒らしに遭った場合、連絡先が記された控えをみて、効率よく連絡を入れていくことができます。また、ETCカードのコピーをとって、ETCカードの番号を把握していると本人確認などで無駄に時間をロスすることがありません。

まとめ

  1. カードを止めてから→警察→保険会社→修理
  2. 車検証、保険証、ETCカード情報の控えを保管しておく

車上荒らしに遭わないように対策をすることも大事ですが、盗られた時のことを想定しておくことも大事です。
読んでいただいてありがとうございました。
ハッピーな一日を!]]>