小田急3000形(SE)が「機械遺産」に認定に ロマンスカーミュージアムで特別展示開催

2023-07-29

投稿:ススミカマガジン編集部
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小田急

小田急3000形(SE)が「機械遺産」に認定に ロマンスカーミュージアムで特別展示開催

8月7日に「ロマンスカー・SE(3000形)」が日本機械学会の「機械遺産」に認定されることを記念し、同日より特別展示がロマンスカーミュージアムで開催されます。

歴史に残る機械技術関連遺産を大切に保存し、文化的遺産として次世代に伝えることを目的とする「機械遺産」。「小田急電鉄 ロマンスカー・SE(3000形)」は118番目の認定となりました。1957年から1992年まで運用され、Super Expressの略称から“SE”という愛称で親しまれたSE(3000形)。ありし日の雄姿をロマンスカーミュージアムで楽しめます。また、8月14日から17日までの間、運転室や車内の見学が可能な特別ツアーも予定されています。詳細はロマンスカーミュージアムの公式ウェブサイトをご覧ください。

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ロマンスカー・SE(3000形)ロマンスカーミュージアム展示中のもの

「ロマンスカー・SE(3000形)」は、一般車への転用を想定しない高性能な特急専用車両として“新宿~小田原間を60分で結ぶ”という目標のもとに、当時の日本国有鉄道の鉄道技術研究所と小田急電鉄が共同で開発。航空技術を応用した当時の最新技術を用いて、空気抵抗低減のため先頭部の形状を流線形とし、車両間に台車を配置した連接構造や、車体のフレームと外板を一体化したモノコック構造を採用し軽量化を図ることで、東海道本線における高速試験では、当時の狭軌鉄道での世界最高速度145km/hの記録を樹立しました。この設計は、その後の当社ロマンスカーはもちろん、新幹線0系にも影響を与えたと言われています。

「機械遺産」認定記念展示

一般社団法人日本機械学会から受領する認定証とともに、当時の先端的技術を採用したモノコック構造や連接台車などの独自性や、後のロマンスカーなど鉄道に与えた影響、展示車両の保存の状態など認定のポイントを解説したパネルを展示。さらにSE開発当時の設計資料や速度試験に関する資料なども特別公開します。)

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展示資料(イメージ)
  • 2023年8月7日(月)~8月28日(月)
  • 1階 ロマンスカーギャラリー

学芸員による車内見学ガイドツアー

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SE(3000形)運転室(イメージ)

通常は、一般開放していない運転室などSE車内へ入れる特別ツアー。流線形の車体や、軽量で低重心な構造など、機械遺産受賞のポイントに特化した学芸員による解説とともに、見学や撮影を楽しめます。

  • 2023年8月14日(月)~8月17日(木)
  • ①11:00~、②14:00~(各回30分程度)
  • 各回20名
  • 開催場所:1階 ロマンスカーギャラリー
  • 参加費:無料(入館料別途)※事前申込は不要。

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