危険!唐辛子が顔についた時は水で洗ったら絶対ダメ!
唐辛子が顔についた場合の対処法
事件発生
さきほど非常にオソロシイ目に!唐辛子が顔についてしまい、ヒリヒリしたので、慌てて水と石鹸で洗った所、顔全体が激しい辛みの刺激に襲われ、目も開けていられない状態に!
水で洗うのは危険!
緊急状態で検索から来てる読者さんもいると思うので、さきに結論。
- 焼酎をコットン等に含ませる
- 顔についた唐辛子成分を拭き取る
とりあえず落ち着いたら、よかったら続きも読んで下さい。
こんな状況だった
- ウチでは唐辛子を砕いて自家製唐辛子パウダーとして料理に重宝しているのですが、これを作っている最中に、鼻がムズムズし…クシャミが!
- これはまずい、粉を吸い込んだかも、と思い急いで鼻をかんだ所、小鼻のあたりがヒリヒリ…
- 慌てて水と石鹸で洗顔
- 刺激のある部分が顔中に広がり始め、最終的に激痛に
この後、水じゃだめだ!と気が付いて、オリーブ油と焼酎での拭き取りを試しました。
オリーブ油よりも、焼酎の方がスッキリと辛味刺激を取ることができたので、とりあえず事なきを得た、…という次第。
水に溶けないカプサイシン
無事、唐辛子を拭き取れましたでしょうか?あまりにも痛む場合は病院に行きましょうね。無事だった方は続きをどうぞ。
カプサイシンは脂溶性
唐辛子の辛味成分、カプサイシンは水には溶けないんです。
脂溶性の無色の結晶で、アルコールには溶けやすいが冷水にはほとんど溶けない。(ウィキペディアより引用)
カレーなどの「激辛チャレンジ」といった企画に挑戦する時に「水を飲んだらいけない」と言われているのはこの性質によるのかなと思われます。水を飲んでも口の中でさらに辛味成分が広がるため、どんどん体感的には辛さが増していく結果になります。
脂溶性、つまり、油であれば、カプサイシンを洗い流すことができるので、辛いものにはビールなどアルコールがあうのもうなずけますね。
ちなみに、今回の場合はオリーブ油で拭き取ると刺激がぶり返してくる感じがあって、焼酎の方がよかったです。多分、牛乳で洗うというのも乳脂肪で流せるはずなので効果があるはずですが、とっさのことだったので、そこまでは試せませんでした。どなたか実験してみてください(笑)
ところでこれ、うっかりして「鼻うがい」をしていたら、ノドの奥にカプサイシン成分が広がって…下手したら救急車ものでしたね。危なかったです。大炎上唐辛子とか激辛ペヤングとか、いろいろスゴイ商品が発売されていますが、辛味パウダーが手についた状態で目をこすったら大変なことになります、ご注意を!!