子供を愛するあまり、女装して家政婦となり、元妻の家に忍び込む話。ありえない不器用な男性の生き方が笑えます。
データ
- 作品名:「ミセス・ダウト」
- 監督:クリス・コロンバス
- 主演:ロビン・ウィリアムズ
- 公開年:1994年
内容
主人公・ダニエルは有能な声優ですが、自分のポリシーを曲げようとしない、扱いにくい性格でした。そしてこの性格が災いし、仕事で揉めて失業してしまいます。失業後は何もせず、ただひたすら子供達と遊び続けるダニエル。その姿に妻は見限り、離婚を突きつけます。子供達と会えるのは週に一度となってしまったダニエルは、その後、妻が家政婦を募集していることを知り、家政婦になりすまし、子供達に会いにいくことを思いつきます。
推しポイント
- 単純にロビン・ウィリアムズの女装が笑えます。元妻の家でいつ女装がバレるのかとハラハラします。
- 見どころは映画後半部分!アホらしいことを一生懸命にやっている姿って、どうしてこんなに面白いんでしょう。ダニエルがミセス・ダウトとそのままの自分を、秒刻みで交代しながら必死に演じる様子は捧腹絶倒ものです。
なぜか最後はウルっとくる…いい話すぎる映画
コメディ映画だと思ってみたら、最後は感動する話でウルっときます。子供と会いたいがために、アホらしいアイディアを必死に実行に移す過程は呆れますが、このダニエルの尋常ならぬ子供への愛情が、ラストシーンの感動をさらに引き立たせています。「いい映画みたなぁ」と満足できる映画です。