芥川龍之介の作品でも有名な「羅生門」に行ってみたい!

平安京の羅城門(羅生門)は、芥川龍之介『羅生門』、渡辺綱と鬼との戦いの伝説などでもよく知られています。地図的には東寺のすぐ近くなのですが、あまり観光ガイドなどで羅生門の名前を聞いたことがないので不思議に思うかもしれませんが、それには理由がありました。
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なんと公園に石碑があるだけだった!
昨年、東京国立博物館を取材した際に、跡地には門はなくて石碑だけということを聞いていたので、実を言うと、行くかどうか多少迷いました。そして、実際に行ってみたらその通りだったという…。なので、あえて行くのであれば羅生門に先に行ってから東寺を観光するのがガッカリが小さくベターかなと思います。
京都駅から東寺へは徒歩だと15分くらい、近鉄東寺駅から徒歩7分くらいですが、これは東寺の東門へ行く場合の話です。羅生門の跡地は東寺の南門側で、さらに距離があります。選択肢はいろいろありますが、京都市営バス「羅城門」というバス停があるということで、記者はバスを利用しました。

羅城門バス停を降りてすぐ。記念公園的なものではなくて、本当に路地裏の公園です。

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京都の市バスは600円で1日乗り放題になる「バス一日券」というのがあり、1日に3回乗ればモトがとれるため、オススメです。京都駅を挟んで反対方向にある「三十三間堂前」停留所から86系統→208系統で運行するバスに乗れたため、京都駅前、西大路駅前を経由して「羅城門」停留所まで直通で行けました。

つぎの停留所が「東寺南門前」。徒歩2分で信号を渡れば東寺南門に到着します。

編集後記(記者の感想)

写真で見ての通りなので正直オススメのスポットとは言いがたいですが、ここで渡辺綱が鬼と斬り結んだのかーと、想像するのもまぁ、悪くないです。時間があれば東寺に行くついでにどうぞ!
参考:京都市交通局 観光マップ「地下鉄・バスなび」
いろいろ地図がpdfダウンロードできますが、地下鉄・バスなび 路線面 というのがわかりやすいです。
