全くクイーンに興味がない人でも大丈夫!恐ろしいほど感動します。
データ
- 作品名:「ボヘミアン・ラプソディ」
- 監督: ブライアン・シンガー
- 主演:ラミ・マレック
- 公開年: 2018年
内容
空港で働いていたフレディが、クイーンを結成し、成功そして落ちぶれてからの復活までを描いています。簡単に書けばそうなのですが、クイーンというバンドのストーリーというよりは、フレディーという人間の人生が描かれている作品です。父親との確執、バイセクシャルへの目覚め、そして孤独。当時のフレディの気持ちが手に取るように分かります。
推しポイント
- 父との和解が泣ける。
- 最後のシーン「ライヴ・エイド」で涙。全身全霊で歌うフレディに痺れます。
破天荒なフレディの人生を肯定してくれた父親に涙
この話で最初にウルっと来た箇所は、父親との和解です。厳格な父親が異端児ともいえる我が子・フレディを認め、抱きしめるシーン。フレディ自身、売れたことで欲に溺れ、一度は大切な人々との縁を遠ざけてしまうものの、もう一度、家族の元に帰ってきたことを印象付けるシーンでもあります。そして、そこからの死を目前にして歌うフレディの最後のライブ、「ライヴ・エイド」のシーンは圧巻です。