【家族で対策】オレオレ詐欺を防ぐ3つの方法
「もしもし、オレ。実は会社のお金を…」
はじめに
電話で家族を動揺させて、金銭をだまし取る犯罪、オレオレ詐欺。2004年11月に警察庁の命名で「振り込め詐欺」が正式名称になりました。手口の多様化で「オレオレ」以外の事件も増えたため、名称と実態が合わないということが理由のようですが、「オレオレ詐欺」の方が浸透しているような気がしないでもありませんがどうなんでしょうか。
今回は「家族で対策するオレオレ詐欺」ということで、振り込め詐欺の被害にあわないために知っておいた方が良いこと、としてお届けします。
家族で対策するオレオレ詐欺
オレオレ詐欺で大事なことは、<電話で金銭を要求して来たら詐欺だと思え!>ということです。
例え、相手が息子の誕生日を知っていようが、マイホームを建てたことなど、家の人しか分からない内部情報を知っていようが、偽物かもしれません。そんな情報を収集するのは、詐欺グループにしたら朝飯前だからです。
詐欺をする前に、カモとなる家の下調べをしっかりとしてから実行するので、今どきのオレオレ詐欺は厄介なのです。
では、どうしたら詐欺だと見破れるのでしょう。
オレオレ詐欺を撃退する3つの方法をご紹介します!
1:まずは本人確認
まずは、本人確認が基本です!
ただし、最近、電話番号が変わったなどと連絡があった場合は要注意!その電話、本当に息子さんですか?
詐欺をする前、知らない電話番号から電話がかかってくることがあります。相手は息子だと言いはり、「電話番号を変えたから今かけている電話番号を登録してくれ」というのです。その後、詐欺に遭って、偽物の息子さんに電話で本人確認しても意味がありません。
息子さんから電話で新しい電話番号を教えられたら要注意!もしかしたら、偽物かもしれません。
念のため、今まで使っていた息子さんの電話番号に電話をしてみましょう。本当に使われていないか確認してください。
2: 気軽に警察に相談しよう!
本人確認といっても、すぐに本人と連絡がとれないときがあります。
そんなときは、警察に気軽に相談してみましょう。迷わず「110番」でよいのです。
警察に相談するというと、一般的には敷居が高くて相談しづらいと感じる人もいるでしょう。
しかし、実際はそんなことはありません。警察では詐欺グループを捕まえるために対策本部を設置するほど必死です。どんなささいなことでも「怪しいな」と思ったら、連絡しましょう。
3: まず電話を切る
「これ、詐欺でしょ。騙されないからね!今、警察に連絡します。」と言って電話を切る。
金銭を要求する電話がきたら、とにかくこの捨て台詞を吐いて電話を切ってみましょう。たとえ、本物の息子かもしれないと思ってもです。
実は、私自身、主人になりすましたオレオレ詐欺にひっかかりそうになったことがあります。でも、主人だと思いこんで話していたので、声だけでは全く気付かないのです!嘘のような本当の話です。
だから、思い切って電話を切ってみましょう。本物の息子なら、必ず再び電話をかけてきます。もし、偽物なら…おそらく、電話はかけてこないでしょう。
詐欺グループも警察に連絡すると言っている人に再び連絡するような非効率な仕事はしません。
おわりに
慌てさせて判断力を鈍らせるのが詐欺師の手口です。日頃より、もしも怪しい電話がかかってきたら、ということを時々確認しておくと良いですよね。
読んでいただいてありがとうございました。
細心の注意を払ってハッピーな1日を。]]>