本物の「尾花沢すいか」を入手する、たった一つの方法
同じ「尾花沢すいか」ブランドなのにこの違いは一体!
まずはこの2つのスイカを見てください。
実はこれ、両方ともブランドスイカである「尾花沢すいか」の大玉として販売されているもの。左は直売所、右は近所のスーパーで購入しました。
左の巨大なスイカは、直径27センチ、重さは8キロほどあり、スーパーの2倍もの重量があります。
尾花沢市出身の私としては、いつも地元で見慣れている「尾花沢すいか」と、スーパーの「尾花沢すいか」があまりにも違うことに驚き、これは見過ごせないと思って問い合わせてみました。
産地偽装!?「尾花沢すいか」は本当に尾花沢産なのかを聞いてみた
JAみちのく村山に問い合わせてみたところ、「JAみちのく村山から出荷したものを「尾花沢すいか」として扱っています。」とのことでした。管轄エリアを考えると市外産も混じっている可能性はありますが、厳しい審査基準が設けられており、近隣の市町村産=産地偽装という訳ではないようで一安心。
※JAみちのく村山は、スーパーの「尾花沢すいか」とは関係ありません。
スーパーの「尾花沢すいか」が果たして尾花沢産なのかは分かりませんが、私が食べたいのは大きくて甘い、あの「尾花沢すいか」。できることなら尾花沢産が食べたい!というこだわりもあって、本物の「尾花沢すいか」を食べるにはどうしたら良いのかを調べてみました。
本物の「尾花沢すいか」を食べるにはどうしたらいいの?
左・直売所で購入した「尾花沢すいか」、右・他県のスーパーで出回っている「尾花沢すいか」
直売所で購入した「尾花沢すいか」は、つるの部分(指さししている箇所)が白くて新鮮だ。
本物の「尾花沢すいか」を手に入れる方法はないのかと調べてみた結果…尾花沢産「尾花沢すいか」を手に入れる方法が見つかりました。
それは、直売所から購入するという方法です。
しかし、ここで一つ問題が。直売所で扱うスイカが尾花沢産なのかどうかが分かりません。そこで、尾花沢産を間違いなく入手できそうな直売所を探してみました。
他県からの購入も可!本物の「尾花沢すいか」が購入できる直売所を紹介
尾花沢産が購入できそうな直売所は2カ所。この2カ所は、近隣の市町村から少し離れた場所に位置する、尾花沢市内の直売所です。ゆえに尾花沢産を入手できる可能性がかなり高いといえます。他にも直売所はありますが、近隣の市町村との境目に位置し、尾花沢産以外のものが混ざっている可能性があるため紹介を控えます。
- 道の駅尾花沢 花笠の里 ねまる TEL 0237-24-3535
- おばね産直館はいっと TEL 0237-22-2211
他県の方も、電話で問い合わせれば購入できます。現在、他県民の私にとって、これは嬉しいサービス。直売所のスイカはもぎたて新鮮なので日持ちするのも嬉しいところ。
「尾花沢すいか」の旬の時期、食べ方、保存方法など
旬の時期
例年、尾花沢すいかの旬の時期は7月下旬から8月中旬くらいまで。しかし、猛暑の年はお盆前にスイカが終わってしまう可能性があるので、早めに注文することをお勧めします。
美味しい食べ方
「尾花沢すいか」はそのままガブリと食べるのが一番!塩を振りかけたりせずに、そのままの状態で天然の甘みを味わってください。風味が落ちないように、食べる直前(1時間くらい前)に「尾花沢すいか」を冷蔵庫で冷やします(そのままだと大きくて入らないので半分に切って入れます)。しっとりとする甘さと、シャリシャリとした歯ごたえ、後味をひかないスッキリとした味わいに、暑い夏、何個でも食べることができます。
保存方法
「尾花沢すいか」の旬は真夏。傷みやすいので、日陰で風通しの良い場所に置くか、もしくはエアコンのついている部屋があるのなら、そこに置きます。「尾花沢すいか」を切り分けた後は、スイカをラップで包み冷蔵庫に入れます。つるの部分が白いと新鮮、茶色になると傷み始めているサインなので、茶色くなったら早めに食べましょう。