総合第一位はスターバックスコーヒー

2018年 ツナグ働き方研究所調べ
多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所」が求職者を対象に、サービス業の【2018年アルバイト採用ブランド力調査】を実施しました。
単なる人気アルバイトのランキングではなく、求職者がアルバイトを探すときに重視する項目をベースにランキング化。求職者がどのようなアルバイトが求めているのかが分かるランキングです。
調査をした結果概要

2018年 ツナグ働き方研究所調べ

2018年 ツナグ働き方研究所調べ
- 総合第一位はスターバックスコーヒー
- 仕事探しの際に最も重視する項目は、「通いやすい場所にある」で79.8%
- 学生第一はコメダ珈琲店、主婦第一位は総合一位と同じくスターバックスコーヒー
ランキングをズラ~ッと見ると、田舎にない店舗もちらほら。田舎人には関係のないランキングのように思いますが、それでもスターバックスが一位なのは納得。スターバックスやマクドナルドなどは、田舎においても人気が高いので上位にランクインしているのは頷けます。
学生も主婦も一番人気はよく利用する場所
学生と主婦のアルバイト採用ブランド力ランキングは以下の通り。
学生と主婦のアルバイト採用ブランド力ランキングを見た際に、ある特徴があることに気づきました。それは、日頃から利用するお店がランクインしているということ。
学生においては、帰宅時や隙間時間に利用していそうなカフェやコンビニなどがランクイン。また、主婦においては、カフェの他、普段の買い物でお世話になっていそうな100円ショップやイオンなどの大型スーパーなどがランクイン。双方ともに、普段からよく利用するお店を求職先として意識していることが分かります。
仕事を決めるポイントはどこ?
さて、普段から行き慣れているお店といっても様々あります。その数あるお店の中から、一つのお店を選びだし、「このお店で仕事がしたい!」と思うポイントとは何なのでしょう。

2018年 ツナグ働き方研究所調べ

2018年 ツナグ働き方研究所調べ
「アルバイトを探すときの重視項目」として、学生の第一位は、「仕事内容に興味がある・自分でも働くことができそう」、主婦の第一位は「通いやすい場所にある」となりました。
学生においては、まだ社会に出ていないため、自分に何ができるのか、いまいち自信がもてないのかもしれません。ゆえに、自分でも働けそうな無難な職場を選んでいると考えられます。
また、主婦においては、「通いやすい場所にある」を一番重視していることが分かりました。家事や育児に追われている主婦にとって、時間は効率よく使いたいもの。「通いやすい場所にある」を一番重視するのも分かります。
お給料よりも安心できる職場が人気!
個人的に面白いと思ったのは、仕事先を選ぶポイントが、「給与・待遇が良さそう」ではなく「安心して働けそう」だったこと。学生も主婦も、収入よりも安心して働けることを重視しています。
収入が良ければ、自然に求職の人気が高まるものだと思っていましたが、そうではない現実に驚きました。これから求職者を募りたい会社は、給与・待遇よりも、安心して働ける職場であることをアピールした方が良さそうです。
参考にしたデータ
今秋の記事はツナグ働き方研究所(株式会社ツナグ・ソリューションズ、本社・東京都千代田区、代表取締役社長・米田光宏)の
「2018年アルバイト採用ブランド力調査」の調査結果をもとに構成しています。
調査概要
- 調査期間:2018年4月20日~2018年4月24日
- 調査対象:業種を問わずアルバイト・パートとして求職経験が2年以内にある求職者または現就業者、全国の18~66歳までの1,082人
- 調査方法:インターネットによるアンケート