花粉症対策アイテムで乗り切りたい 専門医が懸案する2023花粉症シーズンの傾向とは
政府が3月13日からマスクの着用を個人の判断に委ねる方針を発表。しかし、今年はスギ花粉の飛散量が過去10年間で最大に。日本気象協会は、地域によっては去年比約3倍の花粉飛散が予想されるとしており、大量飛散によってピーク時期も長くなる可能性が大きいということです。
花粉症に悩む読者には厳しい春。そこで、今年の花粉シーズンの特徴と、これを乗り切る花粉対策アイテムを紹介していきます。
過去10年で最大!去年比3倍もの花粉が大拡散中…
環境省が発表した「令和4年度スギ雄花花芽調査の結果」によると、今年は関東、北陸、近畿、中国地方などで過去10年間のスギ雄花の最大値を超える観測値が報告さ、これにより、上記地域では極めて多くの花粉飛散が予想されます。また、日本気象協会によると、地域によっては去年比約3倍の花粉飛散が予想され、ピークの時期も長くなる可能性があるとのことです。
花粉症は自然に治癒しない!?治ったと勘違いしている花粉症の再発=”リバイバル花粉症”に注意
アレルギー専門医の永倉仁史先生によると、コロナ禍の2020年春以降、花粉症で来院する患者さんが激減したということです。永倉先生はこの原因として、感染の懸念から通院を敬遠したこと、外出控えやマスク着用の徹底により、症状自体が軽減したことを挙げています。特に子どもの患者数は大幅に減少し、大人でも症状が落ち着いていたという患者さんが多く見受けられたそうです。
一方で、花粉症が自然に治ることはごく稀であると先生は指摘します。2023年には脱マスクや外出機会の増加に伴い、改善したと思っていた花粉症が再発し、以前より重症化する患者が増えることも予想され、例年以上に体調変化に注意し、迅速に対策することが重要ということです。
永倉仁史先生
- ながくら耳鼻喉咽科アレルギークリニック院長。アレルギー専門医。NPO 花粉情報協会理事
- ながくら耳鼻喉咽科アレルギークリニックの公式サイト:https://nagakura-ac.com/
「ニューノーマル花粉対策ガイド2023」(エステー)で2023花粉シーズンの動向をチェック
花粉対策商品などを手掛けるエステーが、「ニューノーマル花粉対策ガイド2023」と題したPDF小冊子を公式サイト上で無料配布中です。冊子中には、先程の永倉先生の他に、王青躍先生(埼玉大学大学院理工学研究科教授・工学博士、環境科学研究者)による、今年の花粉シーズンの注意点や対策なども。花粉の飛散状況と人の行動、ともに近年と異なる状況が予測される2023年の花粉シーズンを乗り切るヒントにどうぞ。
- 「ニューノーマル花粉対策ガイド2023」https://www.stc.co.jp/news/newsrelease/2023/20230131_001886.html
この時期を乗り切る花粉症アイテムを紹介
コロナ対策でのマスクの着用が個人の判断に委ねられることになったとはいえ、花粉対策という観点では、花粉とアレルゲン微粒子を体内に入れないためには引き続きマスク着用が重要ポイント。部屋の窓を開ける際は、花粉の飛散時間帯を避けるなど工夫も必要。上手に花粉症対策アイテムも組み合わせて、このツライ時期を乗り越えましょう!「ニューノーマル花粉対策ガイド2023」を公開したエステーの花粉対策アイテムから4つご紹介。
花粉バリアスプレー
最初は「MoriLabo 花粉バリアスプレー」。スプレーするだけで花粉をWブロックするお出かけに便利な商品。メイク崩れの心配もありません。バリア層により、空気中のスギ花粉の付着を抑制するだけでなく、トドマツから抽出した香り成分で花粉を直接コーティングするというアイテムです。花粉のアレル物質の働きを低減させることで、花粉をバリアするだけでなく、花粉の付着もブロックします。
花粉バリアスティック
こちらは「MoriLabo 花粉バリアスティック」。肌に直接塗らず、マスクの上から塗るタイプです。トドマツから抽出された香り成分配合の薬剤をマスクの外側に塗るだけで、香りで浮遊する花粉をガードします。
花粉バリアシール
「MoriLabo花粉 バリアシール」は服に貼るだけで、顔の周りに浮遊する花粉をガード。マスクが苦手なお子様の花粉対策にも。
花粉バリアポット
4つ目は「MoriLabo ナイトケア花粉バリアポット」。寝室に置くだけで、トドマツから抽出した香り成分が花粉をガードしてくれます。花粉症は夜も待ってくれません。就寝時&寝起きの花粉の悩みを解消する最強アイテムと言えるでしょう。
リソース
- 資料ご提供:エステー株式会社さま、同PR事務局さま