奈良の世界遺産・法隆寺にて『世界遺産登録30周年記念 法隆寺特別ライトアップ IN 斑鳩町』が開催されます。会期は2023年10月21日(土)~11月5日(日)。このイベントは、ネイキッドがデジタルアートの企画・演出・制作を手がけています。国宝・南大門にて、歴史的な造形美を引き立てるライトアップと、プロジェクションマッピングを実施されるほか、自分自身も光の演出に加わることができる参加型アート『NAKEDディスタンス提灯®』も。入場は無料。

ちょうど京都・ニ条城でのイベントとも会期が重なっているので、京都・奈良の夜を2夜連続で愉しむなんてプランも素敵かも!
国宝・南大門 /参道・松林:『秋彩紅葉(しゅうさいもみじ)』
奈良の夜空を繊細な輝きで彩る、南大門の歴史的な美を際立たせるライトアップ。 その両側の土塀に映し出されるプロジェクションマッピングは、日本らしさを感じさせる秋の風景を描き、美しい奈良の夜をさらに引き立てます。法隆寺参道を象徴する松林は、穏やかな光と音楽が包み込み、ライトアップされた松林が美しくダイナミックに浮かび上がり、荘厳な世界が広がります。

NAKEDディスタンス提灯®

コロナ禍に誕生したNAKED発案のアートな提灯が奈良に登場。地面に映し出される提灯の光の輪で、まるで光の一部になったように感じられる参加型アートを体験出来ます。提灯の光は、斑鳩町・法隆寺に縁のある椿や山茶花、柿の柄が使われるそうです。なお、1日限定の『DANDELION PROJECT』が行われる10月28日(土)はNAKEDディスタンス提灯®は実施されないとのこと。
奈良県初!一夜限定で、世界とつながる平和のアートを展示

10月28日(土)の1日限定で、国宝・南大門に『DANDELION PROJECT』が登場。これはアーティスト村松亮太郎による、平和の願いを届けるアート。大きなタンポポのインタラクティブアートオブジェ『DANDELION』に息を吹きかけると、別の場所に植樹(設置)されているタンポポにデジタルの綿毛が飛んでいき、そこでデジタルの花を咲かせていきます。このアートプロジェクトは、コロナ禍で世の中が断絶されやすい状況であった2020年秋に始まり、これまでに世界8カ国48箇所を繋いできました。日本で初めて世界文化遺産登録され、今年登録30周年を迎えた法隆寺で、文化遺産の維持・継承と法隆寺の平和な発展を願い、そして集まった人びとで願いを込めたタンポポの綿毛を世界中へ届ける、一夜限りの特別な体験を創り出します。
リソース
- 株式会社ネイキッド プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000931.000008210.html
開催概要
- 世界遺産登録30周年記念 法隆寺特別ライトアップ IN 斑鳩町
- 聖徳宗総本山 法隆寺(奈良県生駒郡斑鳩町)
- 2023年10月21日(土)~2023年11月5日(日)
- 18:00~21:00 (最終入場20:45) 入場無料
- https://widgets.bokun.io/online-sales/509bba56-6dc4-4f8b-a934-377d3cdc1570/product-list/68919