マクセル MXH-BTW400:耳に優しく、自宅での音楽&動画が格段に快適!コスパ最強の完全ワイヤレスカナル型ヘッドホンをレビュー
4月17日にマクセルから発売された新製品「MXH-BTW400」、Bluetooth®対応の完全ワイヤレスカナル型ヘッドホンをレビューします。
先日レビューしたEar(2)も素晴らしい製品でしたが、もっと手頃な価格で気軽に使えるヘッドホンを探していた読者さんにとっては、このMXH-BTW400がタイムリーな選択肢かも知れません。
厚さ13.7mmで耳に収まりが良く、寝ながら音楽や動画を楽しむのにもおすすめというMXH-BTW400。今回もメーカーさんから製品サンプルをご提供いただきましたが、スペック紹介以外は編集長が実際に使った感想を率直にお伝えします。
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《レビュー》マクセル MXH-BTW400を自宅で実際に使ってみた!
今回は自宅でほぼほぼ一日、MXH-BTW400を使用し、スマホやパソコンから音楽や動画を楽しんでみました。最初に気づいたのは、その軽さです。片耳わずか3.3gと非常に軽量なイヤホン本体は、耳への違和感をほぼ感じません。
また、卵型の充電ケースも軽量で、控えめな印象のデザインは気軽に部屋のテーブルに置いておいてもうるさい感じがなく、なかなかの好印象。
連続再生は約6.5時間、連続待受は約70時間。充電ケースは本体を約2回充電することができ、自宅で使用する分には全くバッテリーの心配はないと言って過言ではないでしょう。実際、自宅でのレビュー時に充電のことは全く忘れていたくらいです。
操作はタッチセンサー方式を採用、本体のマルチボタンに触れることで電源のオンオフや再生、スキップなどが行えます。マルチボタンの位置は最初少し分かりづらかったですが、指の腹で本体全体をタッチすれば問題ありません。
メーカー説明によると「寝ころびながら音楽や動画を楽しむのにもおすすめ」ということで、実際に横になって音楽を聞いてみます。なるほど、耳からの飛び出しが少ないため、寝転んで使用しても耳が痛くなりません。本体の厚さはたったの13.7mmと極薄です。(※イヤーピース除く)。
ワイヤレスで音楽を聞きながら横になれるのは、想像以上に快適。ただ、耳を完全に下にしてしまうとタッチセンサーが誤動作することがあるので、多少は注意が必要でした。
音質に関しては、さすがにハイエンドな製品に比べると解像感は劣るものの、長時間使用した場合、MXH-BTW400の音は耳に優しく疲れにくい印象があります。正座して音楽を鑑賞するタイプの製品ではなく、もっと気軽にリラックスした時間に音を楽しむコンセプトということではと思いますが、激しい曲などで、もうちょっとだけ迫力が欲しい場合は、PCやスマホのイコライザーで補正することでほぼリカバーできます。個人的な好みでは、1kHz近辺の中音を気持ち持ち上げるとかなり良い感じになります。
参考までに筆者のAndroidのイコライザーアプリの設定。あまり極端にしない方が聞き疲れしないですが、kの辺はお好みで…。
また、You Tube視聴の場合は妙に周波数特性の相性が良いのか(あるいはそうチューニングされているのか)そのままで聞きやすいと感じました。
コスパ良し!自宅で気軽につかえるヘッドホン
今回はマクセルのMXH-BTW400をレビューしました。自宅でワイヤレスヘッドホンを使うと、家中を自由に動け、これが思っていた以上に便利です。耳から飛び出しが少なく軽量のため、リラックスタイムに動画を楽しむなど気軽に使えるのも魅力。さらに、手頃な価格帯であるというのも嬉しいポイントといえます。普段使いに最適で、コスパの高い製品として好印象を受けました。ワイヤレスもカナル型も食わず嫌いの方でも、一度試してみる価値はあると思います。
なお、レビュー機は黒でしたが、カラーバリエーションとして白と黒の2種類が展開されています。
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こちらは白。
リソース
- 取材ご協力:マクセルPR事務局さま(製品サンプルご提供)
- 記事中の画像は編集部による撮影、都合で一部を江の島オフィスで別撮りしています。
- また、スペックについての資料画像についてはメーカープレスリリース画像を引用しています。
MXH-BTW400の詳細スペックに関しては、メーカー公式サイトの製品ページをご確認下さい。