【プロが検証】 モスバーガー新作「海老天七味マヨ」は本当に「音まで、うまい」のか?
モスバーガーより、秋の新商品「海老天七味マヨ」が登場、‘おいしい音’の秘密をプロが検証
秋の新商品「海老天七味マヨ」。日本生まれ日本育ちであるモスバーガーだからこそ出来る商品を展開する”MOS JAPAN PRIDE”シリーズの第一弾として、9月12日(木)より全国のモスバーガー店舗(一部店舗除く)にて発売となります。「海老天七味マヨ」は“ざくりざくり”とした心地よい食感で‘音までおいしい‘のが特徴ということです。
- 協力:モスフードサービス広報事務局さま
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新商品「海老七味マヨ」は、代表的な日本料理“海老の天ぷら”をメインにしたハンバーガー。グリーンリーフの上に、ゆず風味の天つゆ風タレに漬けた海老の天ぷらに、特製の七味マヨソースをかけ、輪切りのトマトと一緒にバンズで挟んでいます。天ぷらは、天つゆ風タレに漬けた後も“ざくりざくり”とした食感が残るように、、小麦粉だけでなく3種類の粉をブレンドして使用し、工場で衣に花を咲かせるように1本1本手作業で揚げているとのことです。七味マヨソースには、約360年の歴史をもつ七味唐がらしの老舗『七味家本舗』の七味を使用というのもポイント。
海老天七味マヨと普通の天ぷらの「音」の違いとは?
「海老天七味マヨ」をかじった時の音の心地よさを、音響のプロである「日本音響研究所」が検証。さらに音響学だけではなく、味覚と音の関係についてもプロの料理研究家である安中先生に考察をいただきました。
- これが音の秘密!「市販の海老の天ぷら」(左)と「海老天七味マヨ」(右)をかじった音の比較
「市販の海老の天ぷら」をかじった際の衝撃音が15回程度であったことに対し、「海老天七味マヨ」は衣がしっかりとしているため衝撃音は約2倍の30回以上を記録しています。また、その周波数帯は人間の聴覚が最も敏感である2,000Hz程度から、20,000Hz以上の超音波領域まで幅広く分布しており、聞き取りやすい中にも迫力のある濁音のような音を発しやすい特徴が明らかになりました。 つまり“サクッ”ではなく、“ザクッ”という音に近く、この衣の音に続いてプリっとした海老を噛み切る音が加わり、“ざくり、ざくり“という食感の音を生み出しているようです。
音響学から見る音とおいしさの関係とは? ≪日本音響研究所 所長 鈴木 創(すずき はじめ)氏≫
「海老天七味マヨ」の海老天は重厚感のある音で体全体に音が響き渡るような音の特性を持っています。衣が幾重にも咲いているので、かんだ時に生じる“破壊音”が多重に起こり、この音が食べる時により分厚く、ボリューム感を感じさせ、味覚だけでなく満腹感まで刺激してくれるような音の構成になっています。迫力ある食感は脳への刺激が強く記憶との連動がなされやすいので、昨今話題のASMR効果はもちろん、おいしい味の記憶と音が連動し体全体で「海老天七味マヨ」の味わいを楽しむことができると言えそうです。
プロの料理研究家が語る、見た目(視覚)だけではない‘音とおいしさのつながり’ ≪料理研究家 安中 千絵(あんなか ちえ)氏≫
味覚教育では、目から入る視覚情報、鼻からの嗅覚、口からの味覚の3要素以外にも、耳からの聴覚、手や唇などに触れたときの触覚の、「五感」が味にかかわる重要な情報と定義されています。例えば、揚げたての揚げ物の場合、噛んだ時のサクサクとした衣の音がおいしさと密接に関わり、記憶・体験として私達に残ります。私達の脳のコンピューターは、噛んだ時にサクッという音を聴くことで、瞬時においしさへの期待度を高めているのでしょう。まだ音と味の関係は科学では解明されていないことが多いのですが、私達は体験的に、食べ物を食べた時に出す音が、その食品の新鮮さやおいしさを知らせてくれて、さらに食べる楽しさや満足度を増してくれることを知っているのではないでしょうか。
同時発売商品「ジャンボメンチ」もかなりすごい
日本生まれの洋食である“メンチカツ”を、360度どこから食べてもバンズからはみ出すほどの大きさに!モス史上最大級の大きさの牛メンチカツは、定番の「ロースカツバーガー」のロースカツの約1.6倍の重量(揚げ前比較)。こちらも9月12日(木)~ 11月下旬の期間限定。
記事中の商品の概要
- 「海老天七味マヨ」(445円+税)
- 「ジャンボメンチ」(334円+税)
- 販売期間:2019年9月12日(木)~ 11月下旬*期間限定
- 販売店舗:全国のモスバーガー店舗(一部店舗除く)
- 商品Webサイト: https://www.mos.jp/cp/japanpride/nt/