『星の王子さまミュージアム』(箱根・仙石原)でサン=テグジュペリの世界にひたってきた
『星の王子さま』をテーマにした、世界で唯一のミュージアム
箱根・仙石原にある、童話『星の王子さま』をテーマとした世界で唯一のミュージアム、「星の王子さまミュージアム」。同ミュージアムは作者であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(1900-1944)の生誕100年を記念する世界的事業の一貫として1999年6月29日にオープンし、2019年に20周年を迎えました。(なお、6月29日はサン=テグジュペリの誕生日でもあります。)
今回、編集部では「星の王子さまミュージアム」を「ミュージアムフリーパス」「箱根フリーパス」を利用し、訪問取材してきました。
- 取材ご協力:星の王子さまミュージアムさま、小田急エージェンシーさま
- 記事中の写真はすべて編集部の撮影によるものです。記事中の画像、写真、文章の引用及び転載を禁止します。
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箱根登山バス「川向・星の王子さまミュージアム」すぐ
星の王子さまミュージアムは、箱根湯本駅から箱根登山バスで約30分。強羅駅からだと観光施設めぐりバス(箱根登山バス)で約18分の場所にあります。バス停は「川向・星の王子さまミュージアム」。「箱根ガラスの森」「ポーラ美術館」の各停留所に挟まれる形に位置しており、箱根フリーパスのおかげで細かく移動しながら各館をめぐることができました。
- 箱根フリーパス https://www.odakyu-freepass.jp/hakone/
- ミュージアムフリーパス https://www.hakonenavi.jp/cp/museumfp/
『星の王子さま』の世界をめぐる旅へ。
メインゲートを抜けると「B612の広場」。王子さまがお出迎えします。「出会いの庭」「アジサイの小径」より、『星の王子さま』と作者サン=テグジュペリの生涯をめぐる旅がスタート。
「クリスマスローズの花園」のフォトスポット。カメラを置く台があるのでベストな位置で記念写真が撮れます。
王子が愛した薔薇が咲き誇る「ローズガーデン」、サン=テグジュペリが生まれた1900年代のフランス・リヨンの街並みを再現した「王さま通り」を抜け、作者の波乱万丈な生涯をたどる「展示ホール」に。
サン=テグジュペリの生涯をたどる展示ホール
1930年代のパリの街並みを再現した「飛行士通り」。この一角に展示ホールがあります。館内では童話『星の王子さま』の手書き原稿の他、写真や手紙、愛用品などが展示され、サン=テグジュペリの生涯と童話『星の王子さま』が生まれるまでの経緯をたどることができます。
展示ホールの出口付近では童話『星の王子さま』の世界中の本が展示されています。
プロポーズの隠れスポット?
サン=テグジュペリが幼いころを過ごしたサン=モーリス・ド・レマンス城に今もある教会を再現。この教会、告白やプロポーズの隠れスポットだそうで、クリスマス時にはそっと扉を閉めるカップルもいるとか?
星の王子さまミュージアムについて
チケット詳細や臨時休園等の最新情報につきましては公式サイトをご確認ください。
- 星の王子さまミュージアム
- 住所:〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原909
- 電話:0460-86-3700
- 開園時間:9:00~18:00(最終入園17:00)
- ※展示・映像ホール開館時間 9:00〜17:30
- 休園日:第2水曜日(3月と8月は無休) ※年末年始も休まず営業