今話題の「きくち体操」って何? 84歳現役創始者が教える体操とは
84歳現役!創始者の菊池和子先生ってどんな人?
「きくち体操」の創始者・菊池和子先生はとにかく見た目が若い!1934年生まれの84歳だということを聞いて、驚かれる人も多いのではないでしょうか。今も現役で「きくち体操」の指導者として活躍しているとのことで、その気力と体力に感服です。
先生のプロフィール
ここで、菊池和子先生のプロフィールをざっとご紹介。菊池和子先生は、日本女子体育短期大学卒業後、中学校の体育教師を経て、「きくち体操」を創始しました。以後、50年以上にわたって「きくち体操」を教え続けています。現在は、川崎本部の他、神奈川や東京の教室、カルチャースクールなどで指導を行っています。
「きくち体操」って何に効果があるの?
「きくち体操」とは、ズバリ!死ぬまで歩ける足腰を作るための体操です。通常のエクササイズやトレーニングのような筋肉を鍛える体操とは違い、頭で意識しながら全身を丁寧にエクササイズ。脳と体の両方を活性化してくれます。転ばない、つまづきにくい体を作ることはもちろん、シニア世代の悩みである尿、尿漏れ、ひざ、腰の痛み、めまいや認知症の予防にも効果があると評判です。
「きくち体操」は、SNSの「30日間スクワットチャレンジ」や自らテレビ出演で指導したことで話題になり、Amazonでも著書が10位以内に軒並みランクイン。今、ブームになっている体操です。
「きくち体操」のやり方は?
「きくち体操」はいたって簡単。1日1回らくスクワットをするだけです。
- 1.両足を開いて立つ。
- 顔はまっすぐ前をむく。
- 肩の力を抜く。
- 腕は自然に下ろして脚のつけ根に添える。
- 足は肩幅より広く開き、つま先を外に向ける。 - 2.ゆっくりひざを曲げていく。
- 3.動きを止めてゆっくり5つ数える。
- 足の指と裏で踏ん張る。
- 頭や肩が前に出ないように意識する。
- お尻の筋肉を寄せて上半身を支える。
- ももにしっかり力を入れる。
- 足の指・裏でしっかり踏みしめる。 - 4.ゆっくりひざを伸ばしていく。
- 5.もとの形に戻る。
私も「きくち体操」やってみました!
私も「きくち体操」の「らくスクワット」をやってみました。「こんなに簡単で大丈夫なの?」と思いましたが、実際、やってみると、腰を下ろしたときに力が入っていい感じです。かといって、そこまで辛い体操でもなく、ちょうどいい力加減。1回では物足りない感じもしましたが、これが「らくスクワット」のマジックなのかもしれません。これなら、ストレスなく、毎日続けられそうです。それに1日1回の体操だからこそ、意識を筋肉に集中し、質の良いスクワットができそうです。
「きくち体操」の本
シリーズ累計は91万部を突破し5タイトルの重版が決定。また、最新刊の『死ぬまで歩ける足腰は「らくスクワット」で作りなさい』(7/17発売)は発売2日にして重版。人生100年時代といわれる今、一生健康でありたい50~80代から絶大な支持を集めています。