見頃は連休明け [2023最新情報] かながわの花の名所100選「伊勢原・日向薬師の彼岸花」昨年の現地取材時の写真多数とあわせて紹介 #神奈川観光
「かながわの花の名所100選」にも選ばれている伊勢原・日向薬師の彼岸花。本記事では2023年の彼岸花開花状態や現地の情報、また昨年の現地取材を踏まえて日向薬師・彼岸花の里を愉しむ方法についてまとめています。
2023年の伊勢原・日向薬師の彼岸花についての見頃について、
伊勢原・日向薬師の彼岸花の見頃は例年は9月中旬ごろとされています。2022年の見頃は9月20日頃でした。
2023年9月15日現在、だいぶ彼岸花の茎が伸びてきたとはいえ、蕾の段階です。まだまだ見頃には遠く、予想としては連休明けくらいになりそうです。彼岸花は朝晩の気温差が広がると一気に咲き始めますが、今年は気温が高く、開花が遅れている状態です。(情報ソース:伊勢原観光協会さん)
【注意】日陰道は現在通行止め
日陰道は土砂崩れの影響により通り抜けができませんのでご注意を。
臨時観光案内所が開設に
2023年は9月16日からの土日祝に伊勢原観光協会による臨時観光案内が開設されます。開設日は9月16日(土)、17日(日)、18日(月祝)、9月23日(土)、24日(日)で、場所は日向薬師バス停終点、洗水地区となります。
- GoogleMap https://goo.gl/maps/HWGsoFN2rLLhKHFq6
伊勢原・日向薬師の彼岸花の愉しみかた
昨年の現地取材で気がついた点などをまとめておきます。特にバスの方はご参考に。
どんな場所?登山なの?
ゆるやかな舗装路と田んぼのあぜ道です。藤野の群生地から日向薬師までが850mとされていますが、日向薬師にもきっとお参りすることを考えると結局は数キロのウォーキングになると思います。
基本的に険しい道はないですが、日向薬師への階段はなぜか登山道顔負けの険しさですのでステッキがある人は持っていくのもアリかもです。みなさんがんばって上がるか、車で林道側へ回って上の駐車場からエントリーしているようです。歩く距離が増えますが林道からのエントリーもアリはアリですが、こちらは舗装されてはいるものの山道で、だらだらした坂道が延々続いたりと、普通のウォーキングを想定している方にはあまりオススメしません。
どんな服装がいいの?
田んぼのあぜ道を歩いて鑑賞する形になリます。ベストは登山靴ですが彼岸花を鑑賞するだけならスニーカーで大丈夫です。また田んぼの真ん中で雨が降るとどうすることもできなくなります。レインコートなどを念のためリュックに入れておいた方が安全かと。
アクセス方法
伊勢原駅から日向薬師行きのバスが出ています。大山ケーブル駅に比べると本数が少ないです。沢山歩ける方は洗水(あろうず)から群生地をハシゴしながら日向薬師まで、あんまり自信がない人は終点まで行って田んぼの彼岸花と日向薬師を参拝という感じが良いのかなと思います。
あと日向山や大山方面に行く場合は、登山装備必須です。初心者向けの山とか書く媒体がたまにありますが、普通に事故が発生していますので注意して楽しい一日を過ごしてくださいね。
どうせだったらちゃんとした装備を
バラ園めぐりだけではなくて、自然散策にも足を伸ばしていくと登山までいかなくてもハイキングくらいには広がるもの。せっかくなので雨装備と靴あたりから良いものを揃えてみてはどうでしょう。
トレイルランニングシューズは、走るためのものなので散策に向いてません。こういうしっかりしたハイキングシューズがおすすめです。本当は足首までカバーするものがベストですが、最初はローカットから鳴らしても良いかも。
トレッキングポールがあるとないとでは大違い。※私有地では地面が荒れるから使用NGです。
次のページでは実際に現地取材した伊勢原・日向薬師の彼岸花の様子を多数の写真とともに紹介します。
かながわの花の名所100選「伊勢原・日向薬師」で彼岸花を愛でてきた
ここからは2022年に現地取材した時の記事。
彼岸花がそろそろ見頃ときいて、伊勢原・日向薬師へ行ってきました。
8時50分に伊勢原北口・3番バス乗り場から日向薬師へ。ちなみに2番乗り場は大山方面へ行くバスです。
かながわの花の名所100選に数えられる日向薬師周辺の彼岸花。群生地は日向新田のバス停から終点の日向薬師にかけて点在しています。今回はバス停終点まで徒歩13分ほどの位置にある「藤野入口」で下車し、日向薬師に向かうことにしました。
後半は日向山方面に登る予定なので、編集長は完全山仕様の服装。さすがにハイヒールの人はいなかったものの、普通のハイキングとかウォーキングの服装の方がほとんどでした。軽装な理由はマイカーだからなのかも…。
伊勢原市観光協会のマップでは、各バス停の近くにポツポツと群生地がある感じに見えなくもないですが、洗水の停留所から藤野入口にかけてのあぜ道に順路の看板が立ててあり、しっかり歩くと結構な距離のウォーキングとなります。
なお今回は、うっかり間違えて藤野入口から入ってしまいましたが、バスを洗水で下車、あぜ道を通りながら藤野入口や高橋方面に出ると日向薬師が近いです。
日向薬師バス停の端からも群生地にエントリー出来ます。シーズン中のみ地元の方が電気柵を開放してくれています。駐車場からも近く、コンパクトに鑑賞するならここが一番便利。そのため少し人も多めです。
動画
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後半は日向薬師へ。
参道入口は、日向薬師のバス停から少しだけ伊勢原寄りの地点。ここから約15分程度徒歩で登ると境内に入れます。なかなか急な階段と山道が続き、最低限スニーカーは履いていかないとちょっと厳しいです。なお、駐車場のある林道側は舗装道のゆるやかな登りですが、こちらは距離がかなりあります…。
ちなみに、仁王門は中間地点。まだまだ先です…。
日本三大薬師に数えられる日向薬師は、716年行基により開山されました。一般参拝の宝物殿は大人300円。前立ち薬師三尊像、阿弥陀如来立像、十二神将像など重要文化財を鑑賞できます。最近、ライトアップが設置され、非常に荘厳な雰囲気。なお、重要文化財の本尊 薬師如来像はお正月などのみの開帳ということでした。
日向山方面へ
日向薬師の裏の駐車場より登山道に入れます。山の中を通って浄発願寺奥ノ院に出るつもりでしたが、ソロ初心者だとちょっとキビシそうだったので、手前の林道付近へ早めに下山。彼岸花散策のついでに…とはとてもオススメできないと判断…。後ほど公開する動画でちょこっとご紹介します。
彼岸花の見頃
彼岸花以外にも、広い空の下で稲刈りを待つ稲を間近で見れたりといい感じの田園風景を満喫しました。日向の彼岸花の見頃は、伊勢原市観光協会さんによると9月20日頃ということですが、天候が心配ですね…。彼岸花はあぜ道ギリギリにも咲いていることが多く、踏んだりしないようにご注意を。
リソース
- 記事中の写真・動画は全て編集部の撮影によるもの
現地までのアクセス
- 小田急線伊勢原駅北口3番バス乗り場 日向薬師行き
- 終点の「日向薬師」下車までは約20分
- ※彼岸花群生エリアは点在しているので記事中のコースなどもご参考に。