「はしもとみお 木彫展 ‐時をかけるケモノたち‐」がギンザタナカ 銀座本店5階ホールにて2月3日より開催中。

はしもとみお氏は、三重県北部の古い民家にアトリエを構え、動物たちのそのままの姿形を木彫りにする肖像彫刻家。動物の生き生きとした姿を木彫り彫刻で表現した作品で知られ、ギンザタナカ 「純金オブジェコレクション」の“動物オブジェシリーズ”の木彫り原型も手掛けています。会場には、等身大動物彫刻などの作品42点の他、ギンザタナカ制作の「はしもとみお氏のアトリエであそぶ純金オブジェたち」も展示されています。会期は3月19日(日)まで。
会場には、等身大動物彫刻などの作品42点の他、ギンザタナカ制作の「はしもとみお氏のアトリエであそぶ純金オブジェたち」の展示の他、氏のアトリエでの一日を丸々収録し、7時間にも及ぶ定点撮影など貴重な映像も。
ケモノたちはそれぞれの時を持っていて、短く流れ星のように駆け抜ける生命もあれば、
(個展開催にあたって~はしもとみお氏のコメント~)
長くおおらかに時を刻む生命もあり、それらが交差しながら同じ場所で生きています。
木はとても長く生きる生命で、動物は短く鋭く生きる生命。
そして彫刻になったケモノたちは、ここで金という素材と出会い、
長い長い永遠とも言える時を手に入れて、小さな美しい姿になりました。
金のケモノたちは何千年後の未来まで駆け抜けて、それでもなお輝きを失わないでしょう。
それぞれの生命や素材の持つ時に想いを馳せて、時を手に入れたケモノたちの姿を、
ぜひご覧ください。
会場の様子

「時をかけるケモノたち」をテーマに、等身大サイズの秋田犬「わさお」や純金オブジェ「子ねこ」のモデルの「ウニちゃん」などの動物彫刻作品24体、月に座る動物たちが可愛らしいオーナメント11点などに加え、レリーフやスケッチなど計42点が展示されます。

どんどんさわって間近に感じてほしい
「モノではなく、作品ではなく、誰でもわかる美術を目指している」という、はしもとみお氏。
造形としての単なる美しさではなく、手掛ける「動物」(の彫像)に生命感が溢れてくることをもって完成としているそうです。縄文時代や古代から続く、プリミティブなそばにある美を楽しむ、シンプルな楽しみ方を体験してほしいということで、キャプションもあえてつけず、台座やケースには入れずに展示されています。
動画
展示の様子は動画よりどうぞ。はしもとみお氏のギャラリートークも一ダイジェストで収録しています。
チャンネル登録もぜひよろしくお願いいたします。
「純金オブジェコレクション」“動物オブジェシリーズについて

この写真はギンザタナカさまご提供による
ギンザタナカ/はしもとみお共同製作による「純金オブジェコレクション」“動物オブジェシリーズ”。2019年9月より展開されるシリーズは現在16種類。画像の「子ねこ」と「子いぬ」(税込価格各750,000円)は、2022年6月にラインナップに追加されたもの。これを記念してギンザタナカにより制作された「はしもとみお氏のアトリエであそぶ純金オブジェたち」~純金の動物たちがうまれたアトリエをミニチュアで再現~も今回会場に展示されます。

リソース
- 取材ご協力:ギンザタナカさま
- 記事中の写真および動画は編集部による撮影、一部の画像はギンザタナカさまご提供によるもの
展覧会概要
- 「はしもとみお 木彫展 -時をかけるケモノたち-」
- 2023年2月3日(金)~3月19日(日)
- 11時~18時 ※入場は17時30分まで
- ギンザタナカ 銀座本店5階ホール(東京都中央区銀座1-7-7)