見頃は11月中旬!箱根のすすきと紅葉をめぐる取材旅 [箱根ゴールデンコース逆回り]
ミュージアムフリーパスと箱根フリーパスを使って美術館を巡る取材時から一ヶ月、快晴の11月5日に芦ノ湖まで紅葉の様子を見に行ってきました。箱根の紅葉の見頃は11月中旬。日帰りのモデルコースの参考にもどうぞ。
- 記事中の写真は編集部による撮影:画像、写真、文章の引用及び転載をすべて禁止します。
09:45 箱根湯本
箱根登山バスK路線(箱根旧街道線)で元箱根港へ。今回も箱根フリーパスを利用。箱根登山鉄道、箱根登山バスに加え、箱根ケーブルカー、箱根ロープウェイ、さらに芦ノ湖海賊船、各施設の割引とかなりオトクに回れました。
本数は少ないですが急行のR路線という直通バスもあります。時間があえば、元箱根港/箱根港から箱根湯本・小田原駅に一気に戻る予定の時に使うと便利です。
10:20 箱根神社
箱根湯本から芦ノ湖は意外に近く、箱根湯本ー強羅間の登山電車の時間とあまり変わりません。渋滞がなければ35分程度で元箱根港まで移動できます。
編集部は元箱根港の手前、「箱根神社入り口」の停留所で下車。湖をながめつつ徒歩10分程度で箱根神社に。
インスタなどでも話題の水中鳥居。「順番に撮影する文化」ができあがっていて、休日などは1時間待ちになることもあるようです。
11:40 成川美術館
箱根神社から元箱根港方向へ徒歩で約10分。曇りだった前回の取材時に、快晴の午前中の眺めがおすすめとのことだったのでリベンジに。
これ、カフェからの景色なんですよ。いつまでも見ていられますよねー。
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13:40 箱根海賊船
実は1本逃してしまい、湖畔のカフェも混雑していたのでぶらぶらと。海賊船の時刻表に合わせて予定を立てるのがコツのようですね。なにはともあれ、芦ノ湖を縦断して桃源台港に向かいます。
めっちゃ気持ちいいー!滑るように湖上を進む船。海と違って揺れないしとても快適です。この海賊船「ビクトリー号」ですが、18世紀のイギリスの戦艦をモデルにしていて、船体の色や内装は当時の雰囲気を再現しているそう。
海賊船は箱根フリーパスで乗船できますが、別に「片道特別船室料金」という乗車券が設定されています。特別客室の他、船のデッキの最先端にも出られます。今回は利用しなかったのですが、元箱根港からの場合、追加500円。
取材時点では、紅葉が始まったところという感じ。見頃は11月中旬ということですが、同じ箱根でも場所によって見頃時期が多少異なるそうです。
※「箱根ナビ」さんがリアルタイム情報を掲載していますので、そちらもご参考を。
14:10 桃源台港
桃源台ビューレストランで港を見ながら遅いランチ。海賊船で1本逃しているので、まず時刻表を…と思って探したのですが、ロープウェイは約1分間隔。ついついさらにのんびり…。
画像
上のフロアが箱根ロープウェイの桃源台駅。
15:00 大涌谷駅
桃源台駅から大涌谷へは箱根ロープウェイで約16分。大迫力の火口に驚いたあと、名物の黒たまごを購入。大涌谷の温泉地で作られた真っ黒なカラの卵。ちなみに中は普通に白いゆで卵ですのでご安心を。
食べたばかりなので名物の「特製大涌谷カレー」は次回ということにして、再びロープウェイに。火口の上を通過して早雲山駅へ移動します。
いまなお湧き上がる噴煙。火口の反対側には富士山が大きく見え、360度の絶景パノラマが展開してます。
16:00頃 早雲山駅
大涌谷駅から約8分でロープウェイの終点、早雲山駅に。せっかくなので「cuーmo箱根」でちょっと一休み。
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ここからは強羅方面に向けて箱根ケーブルカーに乗ります。
16:30 強羅公園 (箱根ケーブルカー 公園上駅)
あえて強羅駅の手間でケーブルカーを下車。駅を出てまっすぐ行くと強羅公園の上側、西門に着きます。閉園は17:00ですが、箱根フリーパスで入園料が無料になります!
ほとんど貸切の夕暮れの公園を散歩がてら抜け強羅駅まで徒歩。
18:00頃 箱根湯本
強羅駅でお土産を買ったりして少し時間がかかりましたが、17:20頃の箱根登山電車で下山。ゴールデンコースを逆に回る形で箱根湯本駅に到着しました。まだ時間があるので、箱根湯寮に寄ってから19:42分の最終のロマンスカーで帰路に。うっかりして写真を撮り忘れちゃったのは内緒…。
編集後記
ワーケーションの実験も兼ねて試行錯誤している取材旅、個人的には自分で運転しなくて良いのでロマンスカーからの登山バスのパターンがかなり気に入っています。さすがに山の中は揺れるので物書きはキビシイですけども笑。