純粋な魂を持つ死刑囚の物語「グリーンマイル」
粋な魂を持つ死刑囚コーフィに涙します。生きることについて考えさせられる映画です。
データ
- 作品名:「グリーンマイル」
- 監督:
フランク・ダラボン - 主演:トム・ハンクス
- 公開年:2,000年
内容
ポールはアメリカの刑務所で刑務官として働いていました。ある日、刑務所にコーフィという大男がやってきます。コーフィは大きくて迫力のある体つきをしていましたが、どこか抜けていて臆病で、その上、純粋な性格を持っていることにポールは気付きます。コーフィは幼い双子の女の子を強姦殺人した罪で刑務所にやってきましたが、とてもそんなことをするような人間には見えません。ポールはやがてコーフィが病気を治す力と、邪悪なものを感じとる不思議な力があることを目の当たりにし、さらにコーフィが冤罪であることを知ることになります。
推しポイント
- コーフィという純粋で尊い人物が死刑執行を免れずにいる現実に、涙せずにはいられません。
- コーフィの力で、悪い人は痛い目に遭い、良い人は良い方向に進んでいく人生にスッキリします。
生きることの意味を考えさせられる映画
コーフィが実は冤罪であることに気づいたポールは、なんとかして死刑執行を免れさせたいと考えますが、何もなすすべがありません。一方、コーフィ自身は、生きることは辛いことだから死を受け入れたいと願っており、死刑囚としての死を受け入れようと思っています。一般的には生きることが善であり、死ぬことが悪だと考えられていますが、この映画の場合、生きることが悪、死ぬことが善として描かれている部分があります。生きることの意味を考えさせられる映画です。