脳の発達を促す子供の習い事-何歳くらいから?何を習わせると良いの?

2019-04-21

投稿:ふみ

脳
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習い事で子供の脳の発達を!

今回は子供の脳の発達を促す、という視点から習い事について調べてみました。
後半に書きますが、人間の脳は3歳までに80%完成すると言われていますが、これはヒトとしての基本の機能についての話です。習い事の効果と適した年齢、そしてもちろん本人のやる気を考えて、子供にあったら習い事を検討しましょう。
今回は、スイミング(水泳)、ピアノ、そして英語の習い事についてその効果と適する年齢をご紹介します。

習い事にかける費用はみんなどのくらい?

一般的に各家庭では、どのくらい習い事にお金をかけているのでしょうか。

ベネッセ教育情報サイトによると、習い事にかける金額は子供の年齢によって大きく変わっていくようです。小さいときは、5千円未満で抑えられていた習い事も、小学生以上ともなると、万単位の金額へと変わっていきます。特に中学2・3年生では、毎月2万円を超える金額となっているため、家計にかなり響いていきそうです。また内訳をみていくと、小学校高学年あたりから、スポーツ系の習い事から学習活動系の習い事へとシフトしていくことが分かります。学年が上がるにつれ、徐々に学習活動費が増加していき、特に中学校3年生では、17,500円もの高額な費用を学習活動費に費やしているようです。中学2・3年生のときが、習い事、特に学習活動費にお金をかける親の頑張りどきであるといえるでしょう。

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習い事を続けさせるためにはどうすればよい?

子供にずっと習い事を楽しんでもらいたいと願うのは、どこの親も一緒です。ですが、子供はそうはいきません。自ら「やりたい!」と言って始めた習い事でも、ほとんどの子供が「行きたくない」と思うときが必ずあるでしょう。失敗したとき、なかなか成果が出ないときなどがそのときです。

では、習い事をもう一度、楽しんで続けてもらうにはどうすればよいのでしょうか。子供に習い事を続けさせるためには、二つのことを考えてみましょう。

  • 褒めてあげること
  • 習い事の教室を変えてみる

「褒めてあげる」とは、子供に自信をもたせてあげるということです。子供の良いところをみつけ、褒めてあげるようにしましょう。また、親よりは指導してくれている先生に褒められた方が良い場合があるので、先生に事情を話して、子供の良いところを褒めてもらってもよいかもしれません。

「習い事の教室を変えてみる」は、子供と先生の気質が合わなかったり、環境が合わないときに考えてみましょう。習い事そのものは嫌ではないけれど、指導方法が嫌でやめてしまうお子さんもいます。子供の性格に合った教室を選んでみましょう。

習い事の効果と適する年齢

スイミングの効果と習い始めに適した年齢

水泳

スイミングの効果

スイミングを習うと、水中で身体のバランスをとるという、他では体験できない特有の刺激を受けることができます。こういった刺激は大脳を刺激し、認知力や記憶力が高まり、適切に判断する力や柔軟な思考ができるようになります。
他にも筋力を高めたり、心肺機能が高まって全身の持久力が向上するというメリットもあります。国際水泳連盟でも、スイミングは乳幼児の病気を防止する上で予防接種と同じくらいの効果があるといっています。

スイミングが適する年齢

スイミングは生後4か月頃から(首が必ずすわってから)始めるのがベターです。
水への抵抗をなくしたいのなら、ママの羊水の中にいた記憶がなくならないうちに1歳前から始めるのがコツです。スイミングはからだ全体の筋肉を使うため、バランスよく脳を成長させることができます。
しかし、一方であまりにも早い段階で習わせてしまうと、水への警戒心がなくなってしまうというデメリットがあります。自らの命を守るためにも水への警戒心は必要です。1歳前から習わせるべきなのか、親の考え方次第といったところです。
微妙な手先の動きや大人顔負けの泳力を養わせたいのなら、6歳から習うのがおすすめです。運動神経を司るのは小脳という部分ですが、この小脳が十分に成熟するのは、理論上、早くても6歳だと言われています。6歳にならなければ、どんな子供でも、細かい手足の動きをすることはできません。

習い事の効果と適する年齢

ピアノの効果と習い始めに適した年齢

ピアノ

ピアノの効果

ピアノを習うと、理数系が得意な子供に育つと言われています。
ピアノは左右の手を別々に動かすことで、同時処理能力を身に着けることができますが、これによって右脳が活発に活性化します。右脳は、ひらめきや想像力を膨らませたり、高速で物事を処理することができる部位です。算数で必要な空間認知や図形力なども右脳の働きによるものなので、パッと図形を想像し、すぐに処理できる力を持つことができます。
また、絶対音感は、大人になってからでは身に着けることができません。音楽家やピアノの調律師など、絶対音感がなければできない仕事もあるので、音楽の道に進んで欲しいのなら子供のうちにピアノを習わせておきましょう。

ピアノが適する年齢

絶対音感を身に着けるには、3歳のときに習うのがおすすめです。3歳前に始めても、絶対音感が身につく割合は少し下がりますし、4歳以降で始めては、絶対音感が身につく割合がグッと低くなります。3歳が1番効率よく身に着けられる年齢です。
また、細やかに手先を動かし、滑らかにピアノを弾かせたいのなら、6歳以降がおすすめです。6歳でやっと小脳が成熟し、大人の神経と同じ速さで、脳からの指令を受け取ることができるからです。大人と同じように手先を早く動かせるようになるには、どんな子供でも6歳まで待たなくてはなりません。あの有名なモーツアルトが大衆を前にピアノを披露したのも6歳です。

英語の効果と習い始めに適した年齢

英語

英語の効果

これからは英語が話せて当たり前の時代です。ひと昔前までは、バイリンガルといえば、2か国語以上を話せる人のことを言いましたが、今は3か国語以上話せないとバイリンガルとは言えないなどとも言われています。これからは、就職するときも英語が話せることが必須になっていることでしょう。グローバル社会だからこそ英語は身に着けていて損はありません。

英語が適する年齢

ネイティブのような美しい英語を習得させたいのなら、生後8か月までに始めましょう。といのも、生後8か月を境に、いらない神経細胞同士の結びつきが使われなくなってしまうからです。つまり、生後8か月までに英語の発音を聞いておかなければ、ネイティブの人しか分からないような発音を聞き取ることが難しくなります。例えば、口という意味のマウスとねずみという意味のマウスは、発音の仕方が全く違いますが、ネイティブの人でなければどちらのマウスなのか聞き取るのは難しいです。しかし、生後8か月までに英語を聞かせておくと、英語の発音に必要な神経細胞同士の結びつきが残っているので、容易に英語を聞き取ることができます。

3歳までに脳は80%が完成、でも焦らないで!

人間の脳は3歳で80%、6歳で90%、12歳でほぼ100%完成すると言われています。
それゆえ、3歳までにいろいろと詰め込んで学習させなくてはと焦るママもいるかもしれませんが、焦る必要はありません。
3歳までに80%完成する脳とは、人間の基本となる心の成長と体づくりです。
例えば、寝返りをする、お座りができる、歩けるようになるといった、人間の基本的な動作が自由にできるようになることです。もしくは心の成長ならば、ママの顔を見て安心する、楽しい時は笑うといったようなことです。
3歳までの働きかけで、何か素晴らしい絵を描くとか、幼児ではありえない運動神経を養えるといったことではありません。
ハイハイや歩行、公園でのブランコ遊びや砂遊びといった普段からの行動で、十分に脳が刺激を受けて、心と体がバランスよく発達しています。
習い事には適した年齢があるので、3歳で脳が80%決まってしまうからといって、焦ってはいけません。習い事に適した年齢に集中的に鍛えさせることで、効率よく発達を伸ばすことができるのです。

好きこそものの上手なれ

適切な時期に習い事をさせることで、効率よく子供の発達を促すことができます。
しかし、無理やり、子供にやらせても効果は半減します。
「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、子供は好きなことをしているとき、大脳辺縁系という心を司る神経がスムーズに働き、学びを習得しやすくなります。習い事をさせるときは、母親の独断できめてしまいがちですが、大切なのは本人のやる気です。子供と話し合って、どんな習い事をしたいのか話し合ってみましょう。

参考

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子どもの習い事や塾に使う費用は?|ベネッセ教育情報サイト

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