エアコン+サーキューレーター=最強、だけどメンテが肝心

室内に気流を作り出すことでエアコンの効率をあげ、快適&電気代節約を実現する、魔法のアイテム・サーキュレーター。もうすでに相当暑くなっていますが、何事も遅すぎることはありません。思いったらナルハヤでメンテしましょう。
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サーキュレーター分解のコツ
編集部で使用しているのは20年以上前のサンヨーのスリムファン。これといった機能はついていませんが、複数のサーキュレーターを使用していたこともあって、特に買い替えニーズもなくここまで来ています。引っ越しの際に一旦倉庫にしまっていたこともあってこれを機にメンテをすることに。

最新のものであっても、サーキュレーターは分解して清掃まで想定していないものがほとんどです。この機種は全面のグリルを外して取り外すことができるようになっています。

とりあえずはグリルと羽根を水洗いして乾燥。これだけでかなりキレイになります。タワーファン等、複雑な構造のものでなければかなり参考になるのではと思います。

さらに分解してみる
後部グリル、モーター部分のホコリの付着がひどく、これをなんとかしたくて分解します。この手のものを分解するコツですが、
- 引っ張って外れそうもない場合は、どこかに隠しネジがあるかも
- ツマミ等がひっかかって外れない場合がある
- 配線が筐体の溝に無理に突っ込まれている場合があるので切らないよう注意 …要するにやらない方が良いんじゃないか、というのは置いといてください!

ついにモーターが外れたが…!
モーターのコイル部分がホコリまみれになっているという悲惨な状況。水洗いはちょっと苦しいので掃除やハタキを使って清掃していきます…。

分解メンテで用意するもの
マストなものベターなもの混ぜて書き出しています。
プラスドライバー
大きめのもの、電動ドライバーがあればベター。ネジ山をなめてしまうといろいろ面倒です。
新聞紙、シート等
ベランダ等、部屋の外で作業する場合でもあった方がパーツをなくす可能性が下がるので敷いた方がベター。
マスク
新型コロナに対策に限らず、思わぬ体調を不良を招くのでこれは必須。
デジカメ、スマホ
分解前の写真を撮影しておくと、元に戻せない!などのトラブルを防止できます。
軍手など
手袋していると作業しづらいという声もありますが、怪我防止にあった方がベター。ちなみに筆者は使いませんでした。
掃除機
特に部屋の中だと、作業後、オソロシイ状態になるかもなので、あらかじめ準備
汚れても良い服
意外とここを手抜きすると、予期せぬホコリを浴びて部屋着が一発でダメになるなんてことも…。
分解を前提として機種も発売に
ドウシシヤから分解しやすいサーキュレーターが発売されています。全面グリルと羽根に加えて後部も外れるようになっています。風量等の具体的な数値がカタログにありませんが、筐体の全幅が33センチということなのでそこそこの大きさのもののようです。
編集後記・結局編集部は無印良品のに買い替え
結局、編集部では20年来のサーキュレーターをあきらめて、無印良品の「低騒音ファン・大風量タイプ」に買い替えました。タイマーや首振り等の機能は不要の方にはコスト的にもかなり安価だし良いと思います。いっそ工場扇をとも検討しましたが、入手のしやすさその他もろもろを考えて無印になりました。
フロントは取り外せますが、完全に掃除するとなると、後部は分解するしかないので扇風機用のカバーをつけてみようか検討中。吸気部にフィルターをかませると、ものすごく音が大きくなることは空気清浄機で実証すみ…ではあります。また試したら記事にします!