ロボット掃除機はライフスタイル・スペック・価格で選ぼう

当サイトでも度々取り上げているロボット掃除機。一度使えば手放せない便利さについて何度となく紹介し続けていますが、価格もそれなりなのでまだまだ慎重になっている読者さんも多いかと思います。
ロボット掃除機に関しては、ライフスタイルによって最適な機種が異なるといえるので、この記事では編集長自宅でロングランテストしている床拭きロボット「ブラーバ」について、実際に使ってみた例を紹介します。ロボット掃除機導入成功にはまず、どんな使い方をするかという点を整理するのがポイントと思います!
- リソース:編集長
果たして少しでも上位スペックの家電を目指すべきなのか!?
実はこのレビュー、最上位機種の「ブラーバジェット m6」についてではありません!ラーメンがそうであるように、必ずしも「全部入り」こそがベストであるとは、思っておりません。ていうか、最上位機種絶対主義の方はそっとこの記事を閉じてください…。編集長がセレクトしたのはあえての「ブラーバジェット 250」。現行機種では一番ロースペックの機種になります。
あえて導入したロースペックの床拭きロボット「ブラーバ ジェット 250」
m6は複数の部屋に対応、ウェットモードでは60畳を一気に掃除が可能です。これだけのエリアを充電ナシで行けるのは素晴らしいのですが…、60畳って旅館かなんかですか?
実際、250を選んだのは価格の面が大。数万円の買い物を失敗するのはちょっと怖い。かといって安物買うの…にはなりたくない、ということでスペックを比較していくうちに250で十分じゃね?という結論になったのでした。なお、やっぱり使えなかった!という悲劇を防止するために12ヶ月利用するとそのままもらえる、レンティオさんのサービス「もらえるレンタル」を利用しています。
我が家でのブラーバの使いかた
ロボット掃除機での掃除の特徴として、人間が部屋の中のものを片付ける必要があるという点が、第一にあげられます。うちの場合はロボットが入りやすいようにオープンラックの下段にあえて棚を入れないで高くしておく、デスク用の引き出しはワゴン式にして簡単に動かせるように等の工夫をしています。
複数の部屋を掃除可能な上位機種があったとして、部屋を片付けてくれるわけではありません。結局一部屋一部屋、家具を上手に移動させながら掃除してもらう形となります。上位機種だと部屋を覚えているので途中からの掃除は可能ですが、家具を全部ベランダに出してしまう等でない限り、そのメリットを120%享受するのは難しいです。
IKEAのワゴンをくぐりぬける車高!
また、250は、現行3機種の中で車高が一番低い点もポイントが高いです。IKEAのワゴンの下を楽々くぐりぬけて拭き掃除をしてもらえます。上位機種は機能が高い分、分厚くなるため、これができません。
下位機ゆえに工夫していること
といってもやはり250とm6では性能に差が出ます。バッテリーの持ちもあまり良いとは言えませんが、ルンバ/ブラーバは社外品のパーツが結構出ていますのでそれらを活用して工夫して穴を埋めています。また、拭き掃除用の機種であるブラーバは、ルンバに比べると消耗品が多いです。このあたりも社外品を使ってコストダウンを図っています。

なお、ボディの周りは家具への傷防止にプチプチを巻いている
一番のネックは音声操作ができない点。ここだけはとても悲しい…。「OK Google 掃除して」で起動できたらどんなに便利だろう!とここだけは強く思います。
SwitchBotを貼り付けることでクリアできるのですが、そうすると車高が高くなり上位機種買ったほうがよくね?ってなるのであえてここは手動に甘んじています。
Wi-Fi操作ができないために、逆に自動で充電ベースに行ってもらう必要もないということになり、むしろ手動によるバッテリー充電の方がコードレスでシンプルに便利に感じます。…この部分はちょっと負け惜しみも入っていますが。
そのほか、拭き掃除ロボについてあれこれ
要約すると、おすすめです!ってことが延々書いてあります(笑)
- 拭き掃除なので雑巾にあたるパッド部分は洗濯が必要です。なので自動洗濯機能がついたら上位機種を考えたいです。
- ルンバに比べると家具へのアタリは柔らかいです。
- 正直そんなに頭は良いとは思いませんが、すごーく丁寧に拭き掃除してくれます。
- 音はルンバに比べたら拭き掃除ですので、格段に静かです。
- 乾拭きモードで使うと怖くなるくらい静かに動きます。
- こちらも消耗品ですが、専用の洗剤を本体に入れることで、めちゃめちゃ床がきれいになります。

編集後記:ライフスタイル毎で最適なロボット掃除機は異なる
今回はブラーバ、しかも下位機種を激推しするというイビツな記事でしたが、ロボット掃除機はスペック、価格、ライフスタイルのバランスが導入成功のポイントです。最新鋭の機種同士のカタログスペックを比較し続けるのもいいのですが、そのスペックが果たして我が家で十二分に活かせるのか、コスパは本当に良いのか、などなど考えていくと、ベストの機種は人それぞれになってくるはずです。
レンタルサービスで試用してみるのは結構オススメ
後で後悔しないために、レンタルを使って試用して比較してみるのもおすすめです。例えば、ルンバとエコバックスのディーボットを現在ロングラン比較しているのですが、うちの場合、絨毯を使っていないため、吸引力が劣るディーボットでもほとんど問題にならなかったりします。※結局、車高が低いということがキメ手になったので、ディーボットが我が家では採用されました!。
ちなみにブラーバはレンティオさんからレンタルしています。
こちらはモノカリさん。
実店舗での当日レンタル品受け取りも可能ということです。、モノカリさんについては、担当さんから直接コメントをいただいてます。

新宿から三駅の場所に店舗がある、家電レンタルのモノカリです。ブラーバはもちろん、ケルヒャーの最新高圧洗浄機やレイコップのふとんクリーナーまで幅広い掃除家電を貸出しています。沖縄から北海道まで全国送料無料でお届けします。掃除家電以外にも、キッチン家電やゲーム機まで幅広いモノがレンタルできるので、買うよりちょっと試してみたいという場合は、是非一度ご利用ください!
参考:ブラーバの公式ページ
Amazon
あえてブラーバジェット250関連のものだけ掲載しておきます。
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