空き巣・侵入犯罪に有効なのは?音?光?ー留守にするときの安全対策とグッズ紹介
侵入犯罪の被害は9割以上住宅で発生している!
侵入犯罪の被害に遭っているのは、ほぼ住宅です。警察庁の平成27年度のデータによると、侵入犯罪の被害は住宅で9割以上発生しています。そして侵入犯罪に狙われやすい家は「留守中の家」となります。
侵入犯罪に遭いにくい家とは?
犯罪者は光より音を嫌う
次のデータを見て下さい。犯罪者は、光よりも音に強く反応して逃げる傾向が強いことが分かります。
犯罪者が侵入をあきらめた理由
順位 | 侵入を諦めた理由 | % |
---|---|---|
1位 | 声をかけられた | 63% |
2位 | 補助錠 | 34% |
3位 | 犬を飼っていた | 31% |
同じく3位 | セキュリティーシステム | 31% |
犯罪者が犬を嫌うのは吠えられるからです。犬が吠えれば、自分の存在が周りにバレます。つまり、犬が吠える音によって犯罪者を撃退しているのです。その効果は結果をみても分かるように、セキュリティーシステム並みの防犯効果を発揮しています。
センサーライトで侵入をあきらめたのは犯罪者は?
これに対し、光による威嚇、センサーライトで侵入をあきらめたのは、たったの9%!!!少なすぎです。
防犯意識の高い家は狙われにくい
犯罪者が侵入をあきらめる時間は、2分~5分以内(51.4%)が半数を占めています。次に多い時間が5分~10分以内(22.9%)です。つまり、犯罪者は10分以上侵入に手こずると、ほぼ侵入をあきらめています。
侵入するまでに10分以上の時を稼ぐには、それなりの安全対策が必要です。
留守にするときの安全対策
音を意識した安全対策
犯罪者は光よりも音による威嚇を恐れます。まずは音を意識した安全対策をたてましょう。
敷地内に防犯砂利を敷く
アラーム付きの補助錠をつける
アラーム付きの補助錠は、ドアなどの本体に破壊行為があった場合、大音量で侵入者を威嚇してくれるものです。工事不要で取り付けられます。
窓からの侵入を防ぐ安全対策
ガラスを破るのは簡単です。常習の犯罪者なら、数秒で簡単に割ることができます。
では、一体、窓からの侵入を防ぐにはどのような対策を講じたら良いのでしょうか。
ガラスに防犯フィルムを貼る
ガラスに防犯フィルムを貼るだけで、かなりガラスが割れにくくなります。
小窓や高窓には内格子をつける
アラーム付きの補助錠をつける
留守を見破られない安全対策
- 新聞受けに広告などを溜めておかない
- カーテンや雨戸は開けっ放しで外出する
- 転送電話をとりつける
長期不在にするときは、新聞は止めるようにしましょう。
また、電話で不在かどうかを確かめる犯罪者もいるので、長期不在にするときは転送電話を利用する方法もあります。