文化財建築の魅力を愉しむ 「文化財保全期間 特別企画 東京都指定有形文化財 名建築「百段階段」秋の見学会」 #ホテル雅叙園東京

2023-09-13

投稿:ススミカマガジン編集部
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「文化財保全期間 特別企画 東京都指定有形文化財 名建築「百段階段」秋の見学会」が2023年10月7日(土)から11月26日(日)までの土日祝限定で開催されます。

草丘の間

ホテル雅叙園東京館内にある東京都指定有形文化財「百段階段」。企画展の会場として利用されることも多いこの建物ですが、今回の秋の見学会は文化財としてのありのままの姿を鑑賞できる貴重な機会となります。

東京都指定有形文化財「百段階段」は、ホテル雅叙園東京の前身である、料亭・目黒雅叙園の3号館として1935(昭和10)年に完成したもの。かつて晴れやかな宴が行われた7つの宴会場を、99段の長い階段廊下が繋ぐ建物は、ホテル内に当時のまま残る唯一の木造建築です。昭和初期の開業時、大勢の大工、庭師、絵師、象嵌師、塗師らが集い、匠の技を結集して造られた本建造物には、伝統的な美意識と昭和初期のモダニズムが息づいており、2009(平成21)年3月には、東京都の有形文化財に指定されています。その意匠を未来まで繋いでくための活動として、今回、漁樵の間の美術品の修復をはじめとする建物内の保全修復作業を実施することとなりました。

今回の秋の見学会は、保全期間中、本建造物に施された超絶技巧や、昭和初期から受け継がれる歴史を来館者に紹介するもので、文化財「百段階段」の建物に施された超絶技巧や、昭和初期から受け継がれる歴史などを来館者に紹介。自由見学のほか、専任ガイドによる見学ツアーや、四か国語に対応する音声ガイドのレンタル、他にホテル雅叙園東京館内のレストランでの食事とのセット入場券も。 ※「漁樵の間」は美術品の保全作業のため、廊下からの見学、また、文化財保全工事のためエレベーター運行を休止、移動は全て階段となリます。

この機会に創業者・細川力蔵氏のおもてなしの精神が宿る文化財建築の魅力に触れてみては。

開催概要

チケット及び最新の情報は公式サイトをご確認ください。

  • 「文化財保全期間 特別企画 東京都指定有形文化財 名建築「百段階段」秋の見学会」
  • 2023年10月7日(土)から11月26日(日)(土日祝日限定)
  • 11:00~18:00(最終入館は17:30まで)
  • 会場: ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
  • 料金: 当日券 ¥1,200 / 学生 ¥600(未就学児無料、学生は学生証を提示)
  • 公式サイト:https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100event/tour2023