
ホテル雅叙園東京館内の東京都指定有形文化財「百段階段」にて企画展「大正ロマン×百段階段 ~文豪が誘うノスタルジックの世界~」が2023年3月25日(土)より開催されます。東京都指定有形文化財「百段階段」は、ホテル内に現存する唯一の木造建築で99段の長い階段廊下が特徴的。

今回の企画展では、谷崎潤一郎、太宰治など、文壇を彩った文豪が紡いだ物語を、現代の人気イラストレーターが独自の感性で表現する「乙女の本棚」(立東舎)とコラボレーション。近代文学の中でも明治から昭和初期に発表された物語6作品をセレクト、文豪たちが生きた時代を想わせるレトロ建築を舞台に、その物語の世界を三次元で愉しめるという趣向となります。
部屋を一歩進むごとに本の頁を1枚めくるような気持ちで、文豪たちの描き出した世界を体感ください。
(プレスリリースより)

展覧会みどころ 「大正ロマン×百段階段~文豪が誘うノスタルジックの世界~」
文豪たちの名作を現代イラストレーターが表現

「乙女の本棚」シリーズ(発行:立東舎)は、文豪の不朽の名作に、現代の人気イラストレーター、漫画家が描き下ろしイラストで挿絵を添えた新感覚コラボレーション・シリーズ。「名作は、かわいい。」のコンセプトのもと、小説としても画集としても楽しめる人気シリーズです。本企画展では、明治から昭和初期に発表された物語6作品が、鮮やかに現代リミックスされたたイラストとしてパネル展示されます。
出展作品
- 萩原朔太郎『猫町』×しきみ / 中島敦『山月記』×ねこ助 / 太宰治『葉桜と魔笛』×紗久楽さわ /小川未明『月夜とめがね』×げみ / 泉鏡花『外科室』×ホノジロトヲジ / 谷崎潤一郎『秘密』×マツオヒロミ(作品作者名『作品名』×挿絵作者名の順に表記)
レトロ建築を舞台にした演出にも注目

文化財「百段階段」は、建物そのものがタイムスリップしたかのような異空間。明治から昭和初期に文豪たちが紡いだ物語を再現するにふさわしい木造建築といえます。本物の重厚感を活かした空間展示に流れる音楽はすべてヨダタケシ氏によるオリジナル楽曲。情緒とストーリー性に満ちた音楽が文豪の世界を更に演出します。
物語の登場人物になりきって大正ロマンの世界に没入

本企画展は、着物でのお出かけにもぴったり。レトロな着物を身にまとい、ノスタルジックなインスタレーションアートに入り込めば、物語の主人公になったかのような気分に。大正ロマンの雰囲気あふれるフォトスポットも設置させるということです。
オンライン限定入場券情報
今回も魅力的なオンライン限定入場券が発売に。購入方法等の詳細は公式ページにてご確認ください。
しおり付チケット[数量限定](¥1,700)
しおりを手に文豪たちの紡いだ物語の世界へ。桜をモチーフにした優美なメタル製のしおり付。

ガラスペン&インク付チケット[数量限定](¥5,000)

気分は文豪。美しいフォルムのガラスペン「つむぎ」とインク付。ペン先部分に施された細かな溝により、インク切れなく文字を書くことができます。
ギャラリートーク付チケット[定員・事前予約制](¥2,500)

閉館後の文化財を解説付で愉しめる人数限定スペシャルツアー。混雑を避けてゆっくり文化財鑑賞したい方におすすめです。文化財「百段階段」ガイドブックとオリジナルポストカードのお土産付。※ガイドツアーのない自由見学の定員性スペシャルチケット(¥2,300)の発売も。
リソース
- 株式会社目黒雅叙園さま、同プレスリリースより
- https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000120.000041601.html
開催概要
チケット情報ほか、最新の情報については公式ページをご確認ください。
- 「大正ロマン×百段階段 ~文豪が誘うノスタルジックの世界~」
- 2023年3月25日(土)~6月11日(日)
- 11:00~18:00(最終入館17:30)
- ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
- https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100event/roman2023
出展者一覧
- 立東舎 / 松竹衣裳株式会社 / 東洋ケース / 小澤康麿 / ステンドグラス工房かわもと / エルバン / キタガワアキコ / 高山しげこ / ヨダタケシ